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「アタシ、あれが怖いんだよね」
いろいろグルグルして、正直に言うしか無かった。
だけど時々、壁みたいなものがあって、アタシはシュウジみたいに上手くは出来ない。
ダメな自分にため息が出るけど、
ゲーミングチェアをくるくると回転をさせて、何かを考えてるみたいに。
「俺も怖いよ」
「……愉しそうじゃん」
「まあね、楽しいよ。……でもさ、サブローさんさ、スターノエルの草創期の時、酷い目に遭ったじゃん。俺たちもそうなるんじゃないかなーって危機感は持ってる」
「……そうなんだ」
のめり込んでいるように見えた。止めたかった。
また、心を壊してほしくなかった。
「
「さぁ……なんだろうね。理由が分かれば、いいのかもしれないけど」
それはアタシにとってだろうか。それとも……。
「アタシさ……思うんだけど」
紺碧の空気が……冷たい。
ずっと、思っていたこと。
「
「…………——ディストレスじゃない?」
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