光のほうへ……——終わらない夏
289
「いつまでも出来ないままだと思うなよッ」
「リイヤ!」
あの日、動かなかった灰銀の
「キュロス君待って!」
リディアも、もしかしたらアタシ以上に……
「銀の蛇と白いドラゴンか……羨ましいな……」
「いや、そんな場合じゃないでしょ……ジュン」
とは言うものの、前の時と違って、今この避難エリアにはサブローがいる。
「ミカ君、見ておきたまえ。いずれ、初号機も変形可能にしたいと思っている」
「グラサン、初号機って言いたいだけだろう。我も言いたいが」
レイダーの変形……アタシに出来るのだろうか。
二人とも、短い時間でどれだけ頑張ったのだろう……悔しくなる。
けど、負けてほしくない。
「サブロッチ、リディアもリイヤも上手く避けれているみたいだなぁ」
ほっとしたように、
「そうだな!……おや?」
「リディア!
「そうだけどっ!……そうじゃなくてっ」
なんか、ふたり揉めてる!?!?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます