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「ビー!ビー!ビー!ビー!……——!!!」
聞き慣れた
アタシたちはモバイルを探したけれど、警報内容が食堂に浮かび上がる。
——総員、地下シェルターに避難
食堂のスタッフの人たちが、トングやペーパーナプキンを放り投げて誘導に回る。
「生徒、研究者の方々は矢印に沿って進んで下さい」
地鳴りのような振動に襲われる。
「——パフェが……途中なんだが……」
言いながらもジュンはスプーンを置いて手早く荷物を纏めている。
「今度食べたらいいよ!ねっリディア」
リディアはモバイルホログラムを凝視していた。
「リディア?」
リディアの瞳が、赤に変わる
「入口の白蛇様が……動き出したんだって……」
「え……?いいから避難しよ」
「私のレイダー、キュロス君と同じ
リディアの指先で、
「待っ……」
ダイヤモンドみたいな、透明なライズブレス。
「ほっしーちゃん、私、
リディアの指がブレスに触れると、セーラー服が白ジャケットに変わる。
「私、許したくない。ここを壊すやつのことは!」
「リディア!」
アタシの伸ばした腕は、虚しく空を切った。
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