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「ねぇ!ほっしーだよね!」
マンハッタンの裏路地にひっそりとある校門の前の通路に、涼しい風が吹き抜けた。
どこかわくわくしてるみたいに、セーラー服のスカーフが風に揺れていた。
「な、なんでそれを?」
「私、
繋がった。
「ろ、ロボ
「うん!」
黒髪ベリーショートの可愛らしいファイティングポーズでアタシは確信した。
ショーコも弓道をやっていて、古来の武道を修めることを誇りとする繋がりで、仲良くなったそうだ。
小柄ながら可愛らしく整った見た目、……からは計り知れない強さから、愛を込めて、ロボ
ショーコに新しい友だちなんて……と当時は焦ったけど、力強く明るく、少しキュートなロボ
それに、ショーコがアタシのことを話してくれていたのが嬉しい。
「ねぇ、誰?ミカ」
風とプリズムが、裏路地をキュンと鮮やかにした。
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