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「
「ん、オッケィ☆」
アタシは
「うー、
鼻がじん、と痛くなって、手足が急に冷えた。
そのせいかもしれない。
思ったより、強めの声が出てしまった。
「あのさ!」
「……みっちゃん」
みっちゃん、と久しぶりにちゃんと呼ばれた気がする。
でも月の下で振り返った
「ゲーム、してたんじゃないの?」
「してたよ。楽しかったなー。みっちゃんもやればいいのに」
「下手だもん」
「ま、難しいからね」
バレていないと思ってるのか、
「何なわけ?そのゴーグル」
黒い、秘密のビー玉みたいな。
「これ、格好いいでしょ?」
「は?」
「ほらさ、ヒーローみたいじゃない?変身!!みたいな」
そうだ、
そして一回はアタシに強要し始める。
「……シュウジには勧めないでよね」
「なんで?好みじゃない?」
「アタシは絶対着けませんからね!」
「あはは、分かった」
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