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「ねえ
小学校4年生の弟が尋ねた。
大きさは違うけれど、見た目は一緒だった。
「消す……の?同じなのに」
分かってる。アンタにはできない。
アンタは……優しい。
予期できなかった。
飼われた馬がいるなんて……。
「アタシがやる!」
「いや、俺がやる!!」
手のひらにパァン!という衝撃を受けて、
「そこで見てろ!」
ダメ!倒される……!
「シュウジ!」
……捻り返した!
「だけどな!シュウジ!!」
あの
「今隣に居る家族より大事なもんてあんのかよ!」
「シュウジ!!」
「何のために生きるのか……」
アタシたちが消しているもの……
「俺のため!
それは……
「俺の道にはシュウジ、ほっしぃ!
(
「立ち上がれ!甦りやがれ!!!」
でも!
「ディストレス!!!!」
「ナノゲイル!!!!!!」
「バーキング……」
逃げたくない!!!
「ドロップ!!!!!!!!!!!」
「「アロー!!!!!!!!!!!!」」
草原に、緑の風が舞い降りた。
晴れた日の風は迷子のような
そして
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