【西日本豪雨】

(ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!…ドザーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!ドザーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!)


夜7時を過ぎた頃であった。


今治市内に強烈なブザー音とものすごくおそろしい雨音が響いた。


この時、大雨特別警報の発令範囲が西日本全域と東日本の太平洋側に拡大した。


四国地方も危機的な状態におちいった。


そんな中であった。


自衛隊から脱走した健一郎は、隆三りゅうぞうとヤクザの男ひとりを拳銃じゅうで撃ち殺したあと現場から逃走した。


しかし、健一郎の後ろからヤクザの男たち数人が追いかけてきた。


「またんかいコラ!!」

「オドレ雑賀クソバカ!!」

「まてや!!」


健一郎は、必死になって山の手へ向かって走った。


しかし、ヤクザの男たち数人は健一郎をしつように追いかけた。


一体、健一郎はどこへ逃げるつもりでいるのか?


またところ変わって、高地町こうちちょうにあるゆきたか公園にて…


公園に菜水なみが叫び声をあげながら逃げてきた。


「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」


菜水なみは、松山の赤十字病院に緊急入院したニクシンのもとへ行く予定だったが、JR全線の運行が止まったので帰ることができなかった。


菜水なみは、きょうまでの間あたりをブラブラとしていた。


今から2時間ほど前に菜水なみはガラの悪い男ふたりに捕まったあと近くの森林に連れて行かれた。


その後、菜水なみはふたりの男からレイプの被害を受けた。


ブラウスを破られたあとスカートを脱がされそうになった菜水は、右足で男のかおをけとばしてはねのけて起き上がったあと足早に逃げた。


菜水なみは、赤のスカートがグチョグチョに濡れていて白のブラウスがひらいた状態でここへ逃げてきた。


ブラウスのひらいた部分から120のJカップの極爆乳おおきすぎるおっぱいがブラジャーを付けていない状態であらわになっていた。


菜水なみが公園に着いてから数分後であった。


ガラの悪いとふたりがやって来た。


「待てよ!!」

「なんで逃げるのだよ!!」

「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」


菜水なみは再び公園から逃げ出そうとしたが、ガラの悪い男ふたりが出入り口をふさいだので出られなくなった。


その時であった。


(ズドーン!!ズドーン!!)


ガラの悪い男ひとりが銃で撃たれて殺された。


「おい、どうしたのだよ!!…ああ、雑賀さいか!!」


この時、健一郎が拳銃じゅうを持って公園にやって来た。


男を拳銃じゅうで撃ち殺したのは、健一郎だった。


「殺さないでくれ〜」

「オドレ死ねや!!」


(ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!)


健一郎は、拳銃じゅうでもうひとりの男を撃ち殺した。


「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」


菜水なみは、再び叫び声をあげながら山へ向かって逃げ出した。


それからまた数分後であった。


ヤクザの男たち数人が公園にやって来た。


「オドレ雑賀クソバカ!!」

「やるんかコラ!!」


このあと、健一郎はヤクザの男たち数人と大乱戦を起こした。


その時であった。


(ドサーッ!!)


現場の近くにある山のがけが崩れだした。


この時、町内の7〜8ヶ所でがけ崩れが発生した。


ところ変わって変わって、近見山ちかみやまの森林にて…


「イヤァァァァァァァァァァァァァ!!」


叫び声をあげながら逃げ回っている菜水なみは、必死になって出口を探していた。


しかし…


「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」


菜水なみは、がけから勢いよく転げ落ちた。


その後、全身を強く打って亡くなった。


それから2時間であった。


「またんかいコラ!!」


ゆきたか公園でヤクザの男たち数人と大乱闘を起こした健一郎は、近見山の森林へ逃げ込んだ。


ヤクザの男たち数人も森林へ入ったあと健一郎を追いかけた。


健一郎を追いかけていたヤクザの男たち数人は、それから2時間後にがけから滑り落ちて亡くなった。


その間も、非常に激しい雨が断続的に降っていた。

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