第8話 VTuber(ブイチューバー)に私はなる!
私は、調子乗って顔出しでニコニコ生放送をしてしまってコミュニティの人数が、せっかく10人まで増やしたのに2人減って、8人になってしまった。このまま顔出しで生放送し続ければ、減ることはあっても増えることはなさそうだ。私は顔出ししないで、コミュニティの人数を増やす方法をさがすことにした。ネットで読売新聞を読んでいると「ネットのキャラ」とコラボして、Twitterでトレンドいりした遊園地の話がのっていた。私は最近はネットのキャラというのが人気なんだなという事を知った。私は、さらにネットで調べてみると、それは正確には「VTuber(ブイチューバー)(Virtual YouTuber)(バーチャルユーチャーバー)」というらしい。ニコニコ生放送をみているとVTuberの放送はたまにあった。2Dや3Dのアニメのキャラみたいなのが、ニコ生主の声にあわせてしゃべっていた。ニコ生主の動きにあわせて、キャラも動いていた。私は、これは面白そうだと思った。これなら、ブスで、でぶな私でも顔出しせずに人気者になれるかもしれない。人気生主の香菜もいつのまにかVTuberになっていた。やはり、VTuberは良さそうだ。
私はVTuberになることにした。VTuberになるには、最初にキャラクターを作らないといけない。これがなかなか難しい。詳しい人に、作ってもらえばすぐにできるのかもしれないが友達がリアルでもネットの世界でも0人の私にはそんな知り合いはいない。私は自力で作ることにした。しかし、私は難しい事はわからない。顔のパーツを選択して作るソフトをみつけ、私はそれでキャラクターを作った。そして、カメラでうつった私の動きにあわせてキャラクターが動くようになった。これで、私はVTuberになれる。私はVTuberとして、料理放送をすることにした。私はニコニコ生放送の開始ボタンを押したのだった。
(続く)
「8話あとがき」
読売新聞オンラインでVTuberの事をネットのキャラと書いて、ろくに何も調べずに書いているみたいなコメントが殺到していたのが面白くて、今回、小説のネタとして使ってみました。個人的にはVTuberを知らない人に、わかりやすくするために、そう書いているから別に良いのではないかと思いました。
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