第2話時のはざまに

悔やまねばならない生を

もどかしく振り返り

いつも時のはざまに

佇んでいる 僕がいる場所

あの人を想いだしてしまって

幸せそうな家庭を思い浮かべて

僕は なぜ生きてきたのか

なぜ死んでゆくのか

必然的に起こる運命に

神の作為を見た気がする


僕らは幸せをかみしめて

心が重くなったとしても

蒼い空を見上げよう

空の重みに晴れ晴れとなる

そんな時 僕は思う

「あいつはいい奴だった」

と惜しまれる人間になりたい

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