ツェードを配下に加えた後は実に順調に悪魔憑きの確保と治療を行う事が出来た。

 そして、集める事に成功したツェードを含む七名全員が、何故か綺麗どころであった。まあ、何故かと、とぼけるのは辞めておこう。これもこの惑星が、私が遊ぶ為の物だからだし、私自身の手に因ってその容姿を整えもしたのが理由だ。

 では、イカシタメンバーを紹介しよう。


 ツェード、十二歳。

 経緯は既に知っているから省かせて貰おう。

 私好みのドストライクの肉体に仕上げた、金髪碧眼スレンダー美女エルフ。

 性格も一から育て上げた為に非常に従順でとても扱い安い子だ。 


 デーレ、九歳。

 教会の手によって悪魔憑きと処分されようとしている処を保護し治療。

 緑髪碧眼の愛くるしい見た目のエルフ少女。だが、既に将来は豊満な肉体を持つだろう片鱗を見せつつある肢体をもつ。

 治療の際に、ツェードの様に一から精神を弄らずに、快感と信仰心を刺激しつつ精神を誘導したら、想定以上に私への信仰心が篤くなってしまった。

 これはこれで、良い感じの仕上がりだったので修正せずに現在に至る。


 エーミ、十歳。

 黒髪赤目の狼系獣人の少女で、悪魔憑きの症状が出てしまい、部族から追い出されていた処を保護し治療。

 発見段階で既に私を上位者として認め、私に対して動物的愛情表現をしてきた為、それに応える事で私への依存度を高める事に成功。


 エフファ、十五歳。

 悪魔憑きとして教会へ収監されていた処を保護し治療。

 ブロンド碧眼のエルフの女性。生まれつき運動が苦手な様で、知識面で今後役に立てる様に手を加えている。

 デーレ同様快感と信仰心による精神誘導を実施した。しかし、デーレで行きすぎた信仰心になってしまったのを反省し、加減をした結果表向きは落ち着いた行動を取れるが、その内面はデーレと比較して遜色ない信仰心を持つ。


 ゲーソ、十一歳。

 金髪赤目の猫系獣人少女。

 悪魔憑きとしての症状が出たものの、両親によってそれを秘匿していた処を発見し保護・治療。

 私に対する感謝の気持ちを増幅した結果、私に心身共に捧げる様になった。


 アーラ、六十一歳。

 黒髪碧眼の妙齢のエルフの女性。エルフは長命な為六十一歳は人間換算だと二十台半ば頃。

 教会を矢面に秘密裏に活動する組織、ウンシュターブリッヒカイト教団の施設で実験材料にされている処を保護し治療。

 元は軍人と言う事で少々趣向を変え、私に対する忠誠心を植え付けた。


 ハーシ、十五歳。

 青髪碧眼の人種の女性。

 父上が私に着けた専属のメイド。

 色々と活動をしやすくする為に私に恭順させた。

 精神的・肉体的に徹底して私への恭順を示す様にした為、今まで紹介した女性達の中で最も私の言う通りに動いてくれる様になった。


 以上七名が、私がこの惑星で遊ぶために用意した初期メンバーである。

 以降はこのメンバーを中心にして組織する集団の事を「闇夜の狩人イェーガー・デァ・ドンクレン・ナハト」、そして最初の七人のメンバーの事を「七つの音階ジーブン・トーンライター」と呼ぶ事にする。

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