第100話:運転。
今日は嫁さんを助手席に乗せて約3時間あまりの長距離運転。
「胸のことが心配だし疲れたら運転変わるからね」
って嫁さんが気を使ってくれて心配している。
「ありがとう・・・そのうちね」
「お願いするかもしれないから、その時は運転代わって?」
「ほんとに言ってね、無理しないでね」
で、トイレ休憩もかねてコンビニで休憩しつつ走る。
その間も嫁さんは何度も変わるよって言ってくれた。
結局目的地まで僕がひとりで運転した。
帰りも僕ひとりで運転した。
「帰って来ちゃったね・・・」
「運転代わってあげたのに・・・」
いいのいいの。
嫁さんには可哀想だから言えないけど・・・
僕はね君に負担をかけたくなくてひとりで運転したわけじゃ
ないんだよ。
君が運転する車の助手席に乗りたくなかっただけ。
怖いから。
世の旦那様、分かります?
つづく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます