嫁さんは先週の「薬屋のひとりごと」を見逃してブイブイ文句言ってる。

それは録画しとかなかったあなたが悪いんでしょ？

「なんで撮っておいてくれなかったの？」

「え〜それ僕に言うの？」

「え？だってフリーレンは欠かさず撮ってるくせに？」

「そう言われると返す言葉がない」

「薬屋のひとりごと撮っといて？」

「薬屋のひとりごとって土曜日でしょ？」

「今日、月曜日だよ・・・まだ予約早くない？」

「そんなこと言ってるから、あ、忘れたってことになるの・・・」

「自分で録画予約できるでしょ？」

「あしたのなら予約できるけど土曜日の予約なんて無理だよ」

「うそ〜・・・やり方一緒でしょうが・・・」

「だって〜・・・できないんだもん・・・ね？録画しといてくれる？」

そう言いながら台所に消えた嫁さん。

冷蔵庫からアイスとコーヒーゼリーとプリンを持ってきた。

「はいはい、土曜日の22時45分ね」

つづく。

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