第37話:僕の技量を問われる。

僕の小説に嫁さんが、思いついたことを、どんどんアドバイスしてくれる。

とくに白蛇の寧々ちゃんの話。


「私、エロいけど心臓とか肝臓は食べないからね」


たとえば・・・

「腕輪が戒めになってて悪いことしたらその輪っかが腕を締め付けるってどう?」


それって、まんま孫悟空の緊箍児じゃん。


「それじゃ〜白蛇ちゃんに根性が腐った母親を出したら面白くない?」


橋田壽賀子か・・・。


「あと紫の蛇とか・・・黄色い蛇とか、あ、黒蛇とかってどう?ワルワルい

ライバルの黒蛇出すってよくない?」


小説の内容無視して勝手なことばかり言ってる。


あのね、漫画とかアニメなら登場人物が多くてもいいんだけど小説ってなると、

登場人物が多いと、誰のセリフか分かんなくなるでしょ。


いちいちセリフの前に名前を表記しないと誰のセリフか分かんなくなっちゃう。

まあ、名前表記しても、それでもいいんだけどね。


でも、できたらすっきりさせたいじゃないですか。


そうなるとセリフの前に名前を表記させないで、セリフを言ってる人物を

特定させるだけの技巧が問われることになるわけで、それを読者さんに

解らせることが僕の腕って言えるんだと思うんですよね。


そうすると余計な文章増えません?。

って言ってしまったら身も蓋もないんですけどね。


とにかく横槍が入るから、僕の思考に余計な情報が入ってくる。

だからって無視はできないんです、それは時々、嫁さんがとんでもなく

すばらしいアイデアを思いついたりするからなんです。( ´ ▽ ` )ノ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る