第36話:よかったね。

目に異物が混入してるのか、目玉の裏になんかへばりついてるような

違和感があって気持ち悪かった。


で嫁さんに、そのことを言ったんだ。


「それっていつからなの?」


「連休前から・・・」


「なんでもっと早く言わないの」

「なに?連休の間じゅう、辛抱してたの?」


「そうだけど」


「もっと早く言ってくれてたら、連休前に眼科に言ったのに・・・

もう自分のことでしょ、呑気なんだから」

「もし、へんな病気や障害とかで手遅れになちゃったらどうするの」


「明日、病院行くからね、いい?」


で、次の日、会社を休んで眼科へ行ってきました。


病院の待合室で、へんな病気とかじゃなきゃいいけどってビビってたら、

順番が来て看護師さんに呼ばれて、で先生に診てもらったら・・・


「あ〜まつげ刺さってますね」


って言われた。


(へ?・・・まつげ?)


「黒目が傷ついてますから、目薬出しときますから」


って言われた。


で、家に帰って来るまでに嫁さんが


「よかったね・・・ほんとに・・・悪い病気じゃなくて」


って何回言ったんだろう。


目薬、1日4回さしてます。( ^ω^ )

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