宇宙人と出会って(第十一章)
宇宙からの侵略者たちを倒したレイトは急いでモンカーの元へと向かった。モンカーは苦しそうに胸を押さえ、緑色の血を流しながら倒れている。そこへ、レイトと警察から逃げてきたミカが走ってきた。
「おい!モンカー、しっかりしろ!」
「私、助け呼んでくるからレイト君は…」
「いや…やめろ。俺は…もう…」
「何馬鹿なことを言っているんだよ!」
レイトは泣きながら言うが、モンカーは最後の力を振り絞って言葉を発した。
「レイト…今まで…ありがとな…」
そう言い残すとモンカーは笑みを浮かべて静かに目を閉じた。レイトはモンカーを山の奥の地中に埋めた。モンカーが乗っていた宇宙船のそばに。
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