第一章補足 その1(人物紹介・設定)
※第一章における登場人物、および舞台の設定まとめです。
特にプロットを建てて作ってる訳じゃないので、自分でも小説本編を読み直して書いてるのは内緒^p^
登場人物
アヤカート=オータス(15) エルフ(転生前は人間) 男 150歳
女神によってこの世界に転生した元人間。当時の名前も年齢も性別も不明。
第一章終了時点で判明しているのは生身に興味のない二次オタのロリコンだった事、名前は転生前やっていたRPGの主人公名から取った事、両親と兄と妹がいる事、異世界で役立つ知識は漫画・ラノベの知識程度という事。
特に転生による明確な指示がないのを気に入り、スローライフを送ろうと技能を選ぶ。
エルフとしての外観は金髪緑眼で不細工ではない(前の世界基準)。見た目年齢は人間の高校生程度で細マッチョ。股間のアヤカート君は凄い。
基本朴念仁のような話し方をするが脳内では結構陽気。また妹に(無理やり)やらされていた女性向け恋愛SLGの影響で時たま気障なセリフを吐いたりする。
技能……俗に言うチート能力は「緊急回避」。
生命に関わるような事が数m近くで起こると(5mほどの樹から落ちようとしても発動する為発動条件は緩い)周りが停止し、危機を回避する為の猶予が与えられる。害意を持つ者や弓矢等に反応し、同じ害意を持った集団は赤く発光して位置を知らせてくれる。
検証の結果LV99時で10分間・半径10mの範囲を地上では自ら動く事で、空中では球状空間内を移動する事で危険を回避出来る。
これを応用し、高所から落ちる(危機に陥る)事で発動、横一杯に動いて連続発動、する事で疑似的な飛行が出来る。女神による改修の結果複数の人間を同時に移動(危機回避)出来る様になった他、飛行状態もシームレスで(100mを10秒程度の早さだったのが倍近く)スピードアップした。
物語2話目の不幸な事故? によりLV99になり、射程10m、猶予時間10分となっている。また上位スキル「事前予測LV1」に進化している。
「事前予測」はLV1では10m以内の危険に対し無意識に回避出来る確率が1%上昇する。
その他にも言語習得や弓技能・いくつかの魔法・精霊交渉等の技能を持つ。弓は人に指導出来る銀級狩猟ライセンス、風魔法も伝授を受け少しづつ上達している。
アテナ(14) 人間 女 ??歳(来年で成人)
5話から登場のメインヒロイン。アヤカートが最初に辿り着いたフルーツ村で妹のルナと暮らす。村では見張り台の門兵をしている。
黒髪ショートヘアーの美少女。胸はささやか。元々か職業柄か不明だが活発な印象がある(男勝りという程でもない。
海を見たり村で着た事ない綺麗な衣装を着たり、アヤカートの技能で空を飛んだ時等年相応にはしゃいでいる。
両親は妹・ルナの病気を治す薬草を取った時ゴブリンに襲われ、父親は死亡・母親は連れ去られている。その復讐の為か剣技と弓を習得している。
アヤカートと出会い狩猟についていった帰り、偶然親の仇であるゴブリンリーダーを仕留めて貰う。そのお礼にと身体を差し出し、それ以来アヤカートとは相思相愛になる(口約束だが婚約者となり、成人と共に結婚をする予定)。
それ以来アヤカートが他の女性に現を抜かすと嫉妬の感情を隠さなくなる(時に暴力行為に出る)。
弓技能に優れ、銅級狩猟ライセンスを習得した。落ち着けば的確にオークの急所を狙える程度の腕を持つ。
低級ながら火・風魔法の伝授を受けている。また珍しい光魔法の素質がある(光魔法自体はまだ覚えていない)。
ルナ(7) 人間 女 ?歳
5話から登場。アテナの妹。身体が弱く定期的な治療が必要。両親は彼女の為、森に薬草を取りに行ってゴブリンに襲われた。
全て平仮名で話す。元気な時はアヤカートと姉のいる布団に潜り込むほど活発である。
姉が外出時は村の老婆が交代で面倒を見てくれる。第一章終わり頃にはアヤカートのエルフ知識で村で栽培出来るようになった薬草のお陰で、長期間の旅が出来る程に回復した。
アルテミス(10) 白狼人族 女 ???歳
4話から登場のメインヒロインその2。のじゃロリ語で話す。
4話の段階ではフルーツ村近くの草原に現れたアヤカートに襲い掛かったモンスター、ステッペンウルフのリーダーとして白い狼の姿で現れる。
アヤカートに群れのメイン攻撃隊? をやられ、見逃され敗走中、他の冒険者に仲間を討伐され自身は捕まる。
その後8話ラストのスレイの街の奴隷市で白い髪の少女として再登場。
白狼人族は森の賢者ともいわれるモンスターで、数100年の年齢を持ち、弱った狼と人に憑依して操り、接触すればそれぞれの身体に意識を移動させる事が出来る。
人間等の生命力がエネルギー(普通の食事も出来る)。
現在の狼体は既に150年ほど経過し元の身体は失われ幽体の様なもの。狼体は使っていない時は子犬ほどの大きさになる。
現在の人間体は1年ほど前に見つけた、両親を殺された少女の身体。
意識が入ってる方を動かしている時はもう片方の身体は休眠している(ある程度は動かせる)。意識の入った方の身体をやられると死ぬ。
奴隷市で生きる希望も失っていた所をアヤカートに買われ(レンタル扱い)、名前を付けられ、奴隷として彼に付き従う。戦闘ではその牙を使い相手の喉笛を狙う戦いをする。
アヤカート(ご主人)は群れの仇であるが、言葉とは裏腹に奴隷とはいえ仕方なく従っている感はない。アヤカートとアテナの行為^p^にも半ば無理やり参加させられているが、まんざらでもないらしい。また小娘、事アテナの料理に一目置いている。
闇属性の素質がある(ただしモンスターとしての基本属性でアルテミスは闇魔法を覚えていない。人間体の娘には魔法の質はない)。
過去に辺境伯家の御先祖様と関係があったらしく、第一章終盤彼らの為に帆走する事になる。
技能「統率(狼)」
正確には白狼人族としての基本能力で技能ではないが、モンスター・獣に関わらず狼系の群れを統率し指示する事が出来る。
指示は100%ではなく興奮時には勝手に襲う時もある(アルテミスに襲い掛かる事はない)。
ネメシス(18) 人間 女 16歳
16話から登場のメインヒロインその3。金髪のふわっとしたくせっ毛を後ろ側で軽く結わえておる。年齢よりも大人びて見え、魔法使いを思わせるローブ姿だが胸も大きい。紫色の細く鋭い目に小さい鼻と口、口紅も付けている。
16話の段階ではスレイの街の露天にてネックレスを迷っている所に来たアヤカートに声をかけ選んで貰う。その時のアヤカートの行動と台詞に一目惚れする(その際偶然暗殺者の魔の手からも護られる)。
18話にて再登場。フルーツ村に視察及び別荘の選定に来た辺境伯の息女というのが判明する。
見に来ていたアヤカートを見つけ婚約者と呼び、キスをする。その行動は半分打算・半分は本心からだった。
戦争になった場合のウィス国の防衛力を憂いて、エルフの隠れ里に秘密を聞きに行きたい為にアヤカートに近付いた、という事もある。
何だかんだで第三夫人(第一はアテナ・第二はアルテミス)としての地位を予約し、村にいる二週の間に猛アタックを開始し、ついでに銀級の冒険者としての経験を活かし戦闘の心構えを教え、魔法使いとしてアヤカートたちの魔力の底上げをする。
第一章終盤で辺境伯である母親の夫(父親)の生命の危機を救う為、馬ではとても間に合わない距離をアヤカートの技能により移動、アテナとアルテミスの力もあり無事父親の生命の危機を救って貰う。
そのお礼を兼ねて?能力の使い過ぎで寝込んでいるアヤカートに(アテナとアルテミスも含め)3人で半ば無理やり関係を持つ。
その後父親の回復まで補佐として、母親の辺境伯に付き従う。
ヘレネ(26) 人間 女 26歳
ネメシスのお付きの魔法騎士。剣技の他に風魔法を得意とする。
16話で初登場、ネメシスが露店で買い物をするのを護衛する。突然の暗殺者の襲撃に護衛は間に合わなかったがアヤカートの能力により主人を助けられる。
18話でネメシスとともに再登場。アヤカートとキスをしたネメシスに逆上したアテナを止める。
その後ネメシスとアヤカートたちの会談に参加し、暴走しがちな主人を諫める。
アヤカート達に風の魔法を伝授する。
辺境伯(16) 人間 女 ??歳
28話から登場。ネメシスの母親で身体の弱い夫に変わり辺境伯を務める。
ネメシスの他、兄2人姉1人弟1人の計5人の子持ちだが、ネメシスの妹にしか見えないくらい若々しい。辺境伯としての統治能力も優秀。
夫の生命の危機を救ってくれた3人に感謝しつつその願望に答える。
テティス(26) 人間 女 26歳
28話から登場。ヘレネの双子の妹で、辺境伯お付きのメイド長。
姉と同じく風魔法を使いアテナ達の治療行為時にサイレントの魔法をかけた。
翌日アヤカートたちの寝室での情事に呆れつつ、自身も参加するかと聞いてくる。
女神(23) 神 女 ???歳
アヤカートを自身が創造した世界へと転生させた存在。1話から登場。極上の見た目で胸も自己主張が激しい。
彼の要望を聞き入れ見た目の変更及び技能を与える。
アヤカートを最初に高度数万㎞? もの高所から出現させたり、与えた技能にバグがあったり、案外ポンコツな印象を受ける。
システムメッセージ? という形でアヤカートに度々アドバイスを与える(本人? は頑なに否定するがバレバレ)。
※え?名前の後ろにある(数字)は何だって?
自分には見えませんね……
舞台
ドムドラ大陸
アヤカートが落下した大陸。上空から見る限り無難な形らしい。
28話でアテナが唱えた祝詞によるとこの世界には5つの大陸と7つの海があるらしい。
因みに名前の由来はドラクエ1の街、ドムドーラから。
ウィスの国
アヤカートが落下した国。落下した場所はネメシスの両親が治める辺境伯領の草原。
この国自体は平和ではあるが、最近連合国家である隣国と、軍事大国・バーボとの関係がきな臭いのに防衛・派遣の戦力に乏しい。
国王が太陽の結晶を所持しているらしい。
名前の由来はウィスキーから(バーボはバーボンから)。
フルーツ村
ドムドラ大陸、ウィスの国辺境伯領にある川沿いの小さな村。アテナ・ルナの出身地。
アヤカートが最初に辿り着いた村で、そこで出会ったアテナと騒動に巻き込まれていく。
森・川・アヤカートが最初に落ちてきた草原に隣接し林業が盛んで、村人のほとんどが従事している。半面家畜はわずかで、狩人も数少ない為に食料は商人に頼っている。
狩人であるアヤカートの来村で肉不足による栄養不足状態が解消し、今はアヤカート等の指導で狩人も育成している。
近くの森はエルフの隠れ里があり、また神木もある。
ネメシスの希望もあり辺境伯家別荘が作られる予定である。
名前の由来はそのまま果物から。
材木問屋の港町
フルーツ村横に流れる川の河口にある木材加工会社の工場。大規模な乾燥・加工施設があり、ここから直接他の国へ出荷する事も出来る港もあり、従業員の寮やそれに伴う市場・食堂・慰安施設等もありちょっとした街である。
フルーツ村からの距離は馬で1日ほど。大抵木材の運搬を護衛しているので平均2日近くかかる。
工場からは護衛騎士がフルーツ村等に出向しており、アテナも顔見知りの女護衛騎士から情報を聞く事が多い。
スレイの街
港町から陸路で3日ほど、辺境伯領では辺境伯邸のある領都の次に大きい街。
各種ギルドや市場、食堂、宿屋の他にも国公認の奴隷市などもあり、アヤカートとアルテミスはそこで再会する。食堂はボア肉のフィレステーキが有名。
メロ―イ村
スレイの村から馬車で1日ほど、フルーツ村と同じく林業中心の村。
最近村の近くにオークの集団が住み着き、木こりが2人殺され1人重傷を負った。
狩猟ギルドの討伐依頼に出されている。
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