死刑執行(残酷描写に付き別掲載)

*ここから先、残酷描写が続きますここの部分を読まなくてもお話が成立するように作品自体は書きます


残酷描写が大丈夫な方だけお読みください























































































 「これより死刑を執行する!!」

 そう言うと刑務官は俺の鼻にチューブを差し込みガスを流す


 「・・・・・・!」

 「まずは局部を切り落とす!!」

 そう言うと刑務官は脈を打ちながら透明な液体を垂らす局部に刃を下ろす


 「・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 俺は声にならない声を上げ、悶絶する



 俺の局部から赤い噴水が飛び散り、激しい痛みが走るが生命維持装置とガスのせいで死ぬことも気絶することも出来ない


 


 「次は右腕!!」

 そう言うと同時に俺の右腕が体から離れる

 「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 俺はあまりの痛みに暴れまわる


 俺が暴れまわるたびに三肢に付けられた鎖がガッシャガッシャと音を立てる

 


 「左腕!!」


 「右足!!」


 「左足!!」


 喉が潰れ声を出すことが出来なくなった俺は周りを見回す


 受刑者の何人かはあまりにもショッキングな光景に気を失っていたり、うずくまったりしている


 そして目の前には直線状に赤い線が出来ている


 横には赤い4本の棒が風に揺られている


 「次は臓物を取り出す!!」

 そう言うと刑務官は短刀で俺の腹に突き刺しまっすぐ下に下ろし、素手で切り口を持つと乱暴に左右に引っ張り広げると俺の中の何かを鷲掴み、短刀で乱暴に切り離していく


 中身が剥ぎ取られていくたびにだんだん体が軽くなるのを感じる


 途中で呼吸の感覚がなくなる・・・・・おそらく肺が取られたのだろう



 俺の体の中でなっていたグチュグチュ音が終わると、今度はバキッバキッという音が聞こえ始め白いものが乱暴に放り投げられるのが見えた


 「次は顔だ・・・・・」

 刑務官が真っ赤な顔で俺の顔を覗き込む

 そこからの景色はわからない

 次の瞬間には俺の視界からは光が消え、痛みだけが残った





 光が消えてからしばらくして

 「もう音も聞こえなくていいだろ?」

 俺の耳元で刑務官がそういった瞬間、俺は音を失った

 


 



 あの後、唯一感じていた鉄の味も取られ俺は真っ暗闇の音も何も感じない世界に放り込まれた


 痛みなんてだいぶ前に麻痺している



 俺は死んだのか?

 

 まだ生きてるのか?

 

 俺は今どういう状態なんだ?

 

 俺はどこが残ってるんだ?


 俺は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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