第13話妹が結婚しました。でも色々あって
お花見のあと子供たちと彼と一緒にどこかに行ったりがなかなかできなくなった
私の仕事がどうしても土日休みが取りづらくなってしまったからだ
彼も消防団へ入っていたり自治会の役員とかでどうしても土日予定が入ってしまったりする
久しぶりに彼が子供たちとあったのは妹が結婚するからと彼を家に連れて来る日家が狭いのと賑やかすぎて大変だからと子供たちを連れて出かける事になった
午前中は歯医者の予約を入れていたので歯医者へ連れていき彼にダメ元で電話してみる
「子供たちも一緒ですがお昼一緒に食べませんか?」
「良いよ!どこまで来る?」
「いつもの所は?」
「美術館と公園の間の駐車場は?」
「大丈夫。じゃ行きます」
「ちょっと時間かかるかもしれないけど待っててね」
私は電話を切ると子供たちに彼と一緒にご飯を食べることになったと告げて約束した場所に向かう
約束の場所は歯医者からは30分はかかる
ちょっとしたお出かけになってしまった
彼が到着して私の車の後ろを開ける
びっくりしているとジュースやコーヒーを手際よく積んでいく
「これ持って帰って」
「えっお金出します」
「良いよ。俺が社販で買ったもんだし家じゃ飲みきれないから」
「ありがとうございます」
彼の車に乗り換えて彼がよく行く焼肉屋さんへ
手際よく注文するとテーブルに着いた
お肉を焼きながら子供たちにどんどん勧めていく
食べ盛りとはいえ女の子ばかり大人用の定食セットはなかなかボリューミーだったようだ
彼は自分のご飯を私のお茶碗に半分取り分けながら勧めてくる
いくらよく食べるからといってそんなに勧めないで欲しい
それでなくても最近体重が増加しつつあるのに💦
その後近くの遊園地へ行って遊んで帰った
その年の秋妹の結婚式が行われた
甥っ子も高校へ進学して家を出たし
随分と静かになったものだ
その年のクリスマス
何十年かに一度の大雪で家に帰れそうになかったので彼に電話した
彼は家から雪が多すぎて家から車が出せないと言ったので妹の所に連絡してみた
なんだか妹からは家に泊まるのはダメだとやんわり断られてしまった
先月は来い来いって言ってたのに💦
仕方なく普段30分もかからない道を2時間半かけて帰っていたが家まであと2キロの所まで帰って車をあげることができなくなり歩いて帰ることになってしまった
翌日はまだ夜が開けきらないうちに家を出て車まで歩きまた1時間以上かけて出勤した
その後妹は色々あって結局離婚して帰ってきた
妹の旦那さんは私の中高の先輩だったので両方から相談をされていた
私を挟んで揉めるのやめてください
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