カラーメモリー

たぬきち

アカリとフシギなタマゴ編

1色 迷いの森とフシギなタマゴ

 やっほー!わたし色野灯いろのあかり。だいたいの人からはアカリって呼ばれていてカーミンっていう町のカーミン魔導学園に通う元気いっぱいのおんなのこ!チャームポイントは首からかけている宝石のように真っ赤に輝くペンダント!


 この世界ではみんな魔法が使えてあたりまえ。魔法が使えるといってもだいたいの人は少しだけ火がだせたり物を浮かせたりできるだけで街をハカイしたり世界を征服するような大きな魔力チカラをもってる人はいないんじゃないかな…たぶん!でも、隠し芸程度に指からビームを出せる人はいるよ。


 それはさておき、わたしは今なにをしているかというと…


「ここはどこ~~~!?」


 そう森で迷子になっていたのです。


 なぜ、迷子になっているのかというと学校が終わってトモダチと公園で遊ぶ約束をしていたんだけど公園にむかう途中でいつもの森の道を歩いていたら…


 なぜか迷いました…


「うぅ…どうしよう…」


 わたしが泣きそうになりながら歩いていると空からなにかひかるものが少し離れた森の茂みの中に落ちていくのがみえた。


 わたしは気になってひかるものが落ちた場所に行ってみる。


 そして、そこでフシギな光景を目にした。


 そこには、さっき空から落ちてきたであろう金色のタマゴみたいなものがキラキラと輝きながら浮いていた。

 

 わたしはその輝きにみとれていて気がついたら金色のタマゴの前に立っていた。

 

 目の前に浮いている金色のタマゴが手に取ってもらうのを待っている気がして少し迷ったけどわたしはそのタマゴを手に取った。


 次の瞬間


(………ノ…………………ヲ……………タ……ク…ス)


「えっ!?」


 なにかがわたしの頭の中に語りかけてきた。


(…シレン…ノ………タマ…ゴ……ヲ………ア…ナタ……二…タク……ス)


 少しずつとぎれとぎれだった言葉がつながっていく。


(シレンノタマゴヲ…アナタニタクス)


 しれんのタマゴ?


 わたしの頭のなかに語りかけてきた謎の声はそれ以降聞こえなくなった。


 わたしはとりあえず金色のタマゴを抱えたまま歩くことにした。


 しばらく、森の中を歩いていると身に覚えのある道に出た。


 わたしは嬉しくなり抱えているタマゴを落とさないように持ち直して走り出してそのまま無事に森を抜けることができた。


 森を無事に抜けたわたしは急いで公園にむかった。


「お~い、アカリ~」

「こっちですよー」


 公園についたわたしに気づいた二人のおんなのこが手を振りながらわたしに近づいてきてわたしも二人のほうに小走りで近づいた。


「おくれてごめん!」


 わたしは遅れてきてしまったことを謝った。


「何かあったんですか?」


 丁寧口調の女の子が聞いてくる。


 この赤髪で髪を果物のヘアピンで七三に分けているマジメそうなこの子は丸内林檎まるうち りんごこと『マル』。


 隣町のセーランっていう町のセーラン魔導学園に通っていてよくいっしょに遊んでいるトモダチなんだ。


「いつもの森の道で迷っちゃって」


 アハハとわたしは笑いながらいう。


「いつも通る道で迷うなんてアカリはホントにドジだな~」


 少し長めの髪を後ろで結んでいて腰に上着を巻いている活発そうなこの子は天海葵あまみ あおいって言ってわたしは『シーニ』って呼んでる。


 わたしの通っているカーミン魔導学園の卒業生で今は魔法を日常生活で役にたてるための道具をつくる仕事をしていて空いた時間によく遊んでくれるおねえさんトモダチなんだ。


「ところで、アカリ。その腕にかかえているのはなんですか?」


 ふと、マルがわたしの抱えている金色のタマゴに気付いていった。


「あっ!そうだった!」


 わたしは抱えているタマゴのことを思い出して森でのフシギな体験について話した。


「そんなことがあったんだ」

「不思議なこともありますね」


 シーニは腕を組んで、マルはあごに手をあてて考えこんだ。


「そのタマゴって魔法卵まほうらんに似ているね」


 少し考えこんだ後シーニがそういった。


「私もそう思いました」


 マルも続けていう。


魔法卵まほうらんってあれのこと?」


 わたしが聞き返す。


「うん、そう、だけどわたしたちの知っているのとはすこし違うみたい」

「たしかに」

「う~ん」


 魔法卵まほうらんっていうのは、わたしたちのセカイでよくみる名前の通り魔法の卵のことなんだ。

 魔法卵はよくわたしたちの周りをふわふわ浮いていて、わたしたちは日常生活で魔法を使うときにその中にすこしだけ入っている魔力の素を利用して魔法を使ったりしていて、魔法卵を使わなくても魔法は使えるんだけど、使うことによって少しだけ魔力が増したり普段は使えない魔法を使えたりするんだ。


「それと、幾つか気になることがあります」

「気になること?」

「アカリがみたっていうその金色のタマゴが落ちてきた時のひかりについてなんですが、私は見なかった…いえ…『見えなかった』んです」

「え!?」

「たしかに、わたしも見えなかったな」


 わたしはすこし不安になる。


「アカリの云っていることが本当だとすると…考えられるのはひとつ」


 マルは真剣な顔になり語りはじめた。


 ごくり…わたしはつばを飲んだ。


「アカリは一時的にいつもの森とは違う森に迷いこんだんだと思います」

「それってどういうこと?」


 シーニが聞き返す。


「もしかしたら、飛ばされたが正しいかもしれません」


 マルは真剣な顔のまま続ける。


「アカリは何かのチカラにより一時的にいつもとは違う森に飛ばされて何者かにそのタマゴを託されたのだと私は思います」

「たしかにそれだとアカリが聞いた謎の声も納得がいくね」


 マルの仮説にシーニも納得したみたい。


「しれんのタマゴをあなたにたくす」


 わたしはあのとき聞こえた言葉をつぶやいてみた。


「その《しれん》というのがなにかはわかりませんが、今はその答えが出るまでタマゴを観察してみましょう」

「うん、そうだね」


 二人は納得して首を上下に振っているけどわたしはすこしおいてけぼりな感じ…


「アカリ」

「え!?」


 困惑していたわたしにマルが話しかけてきた。


「な、なに?」

「取り敢えず、そのタマゴを調べさせてもらってもいいですか?」

「うん、わかった」


 そういうとわたしは腕にかかえていたタマゴを慎重にマルの腕に渡そうとし、マルもタマゴを落とさないように慎重に受け取ろうとタマゴに触れた。


 次の瞬間


 ピキッ


 なにかが割れるような音がした。


 一瞬の沈黙


 ピキキッ


 わたしたちはその音がするほうに目を向ける。


 そこには、さっきまでつやつやだった金色のタマゴにヒビがはいっていくのがみえた。


 また沈黙


 ピキピキッ


 そして、なんとなく状況が理解できたわたしたちは


「われたァああああああぁあああああ~~~~~!」


 同時に叫んだ。


「どどどどどどどどうしよ~~~!?」


 わたしはタマゴを渡そうと両腕を伸ばしたままのポーズでガクガク震える。


「ととととととりあえず手を放しますか!?ブン投げますかぁ!?」


 マルはタマゴに触れながらタマゴを受け取ろうとすこし曲げていたひざをガクガクさせながらいう。


「ふたりとも!とりあえずおちつこうか!」


 シーニがパニックになっているわたしとマルを落ち着かせる。

 だけど、タマゴのヒビはどんどん広がっていき、わたしたちは慌てて公園の中を意味なくドタバタと走り回った。


 すると、タマゴがわたしの手から離れてわたしたちの目線の少し上に浮きだし金色の眩いひかりを放ちながら弾けるように割れた。


「!?」


 金色のタマゴから現れたのは、まるくて白色で頭の触角のようなものが虹色に輝いているトリ?みたいな生き物が現れた。


 そのトリは小さなハネをパタパタさせながら落ちてきてわたしは落ちてきたトリを両手の上に乗せた。


「ピュッ」

「なんでしょうか?この生き物?」

「トリっぽいけど、すごくまるくてハネが小さいね」


 マルとシーニがわたしの手のひらを覗きながらいう。


「あっ!あれを視てください」


 マルがなにかに気が付き指をさす。


 わたしとシーニは反射的にマルの指さした方をみるとそこには、さっき弾けたタマゴのカケラが少しずつキラキラと輝きながら消えていった。


「どっどういうこと!?」

「不思議なことがトントン拍子に起こりすぎて混乱しています」


 わたしとマルが戸惑っているとシーニが場を落ち着かせる。


「とりあえず、状況を整理しようか」


 シーニの言葉にわたしとマルはお互いの目をみて頷き、二人はわたしの手のひらにいるトリっぽい生き物をみた。


「さて…これからどうしましょうか」

「このトリについて考えるんだよね?」


 二人は頭を抱えるみたいに考え始めたけどわたしはふと思ったことを口にした。


「名前をつけてみない?」

「名前ですか?」


 マルが聞き返してきた。


「うん!」


 わたしはゲンキよくいった。


「『トリ』だとヘンな感じがするしやっぱり名前があったほうがいいと思うんだ!」

「それもそうだね」

「難しい問題は後回しにしましょうか」


 二人ともわたしの意見に賛成みたい。


「さて、まずは名前の候補をみんなで言っていきましょう」

「それならわたしとてもいい名前の候補があるよ!」


 わたしは自信満々にいう。


「きんいろのタマゴから出てきたからキンタマ」

「それは却下!!」


 なぜか二人に全力で止められた。


「ええ!?なんで!?」

「なんでもです」

「アカリ、とりあえず他の名前を考えようか」

「う~ん…じゃあ、タマ?」

「うん、とりあえずそれで!」


 二人は同時に頷きわたしはしぶしぶ名前を変更した。


「つぎは、わたしからいうね」


 シーニがいう。


「ちょっとありがちだけど覚えやすくて色も白いからシロとかどうかな?」

「たしかに、覚えやすいのって大事だね!」


 わたしが相槌をいれる。


「じゃあ、わたしは…」


 マルは、いつものようにあごに手をあて考えはじめてしばらく考えたあとに、〖おもいついた〗っていう顔をした。


「白いというポイントは被ってしまいますが、しろくて、マシュマロみたいだからシュシュ・マロタロウというのはどうでしょうか?」

「え?なんて?」

「かわいくていい名前だね」


 わたしはもう一度相槌を打つ。


「ピュ?」


 でも、肝心のトリはまるいカラダを傾げるだけ。


「さて、この三つの候補からしぼっていきましょうか」


 わたしたちは話し合いを始めた。


「やっぱり、覚えやすいしシロがいいんじゃないかな?」

「私は、やはりマロタロニクス・シュナイダ―がいいと思われます」

「なんか変わってない?」

「わたしは、タマじゃなくてやっぱりキ…」

「なにしてるの?」


 わたしが言いかけた直後、背後から少しやる気のない声がしてわたしは振り返った。


 そこには、白と水色のパーカーを着たタレ眼で髪も水色で透き通るような空色の目をしている少年が立っていた。


 わたしはその少年をみて叫んだ。


「シアン!」


 そう、この子はシアン。本名は天海水奇あまみみずきっていうんだけど、わたしはトモダチを『色』に関係あるニックネームで呼んでいるんだ。


 わたしの通うカーミン魔導学園の生徒で同じクラスのクラスメートなんだ。


「シアンこそここでなにしてるの?」


 わたしは、シアンの立っている場所にかけだしていう。


「さんぽ」


 シアンは少しやる気のなさそうにいう。


「何ていうやる気のない返事でしょうか」


 マルがジト目になりながらいうとその横をシーニが通って笑顔でこちらによってきた。


「ミズキ♪会いたかったよー♪」

「毎日あってる」

「ミズキ、今日も可愛くてプリティーだね♪」


 シーニはシアンに抱きつき自分の顔をシアンの顔にスリスリしだした。


 しかし、彼は無表情だった。


「あのー御二人はどういったご関係ですか?もしかしてアレですか?」


 マルが気まずそうに聞く。


「あっそっかアカリはおなじ学校だから知ってるけどマルは知らないんだったね」


 シーニはシアンから離れる。


「説明しよう!この超絶かっこよくて可愛くてクールで凛々しくてプリティーな少年はわたし天海葵あまみ あおいの弟こと天海水奇あまみ みずきだよ」

「ベタ褒めですね」

「あっそうだ!」


 本来の目的を思い出したわたしは指を鳴らした。


「ねえ、シアン!シアンにききたいんだけど、シロかマロかキン…」

「今は、絶対言っちゃダメ!」


 またしてもふたりに全力で止められた。


「えーーー!?だからなんで!?」


 わたしはすこしやけになって言い返した。


「なんのはなし?」


 そこに状況をよくわかっていないシアンが口を開いた。


「ごめん、ちゃんとせつめいしてなかったね、えーとね…カクカクシカジカ…」

「アカリ、それではわからないと思われます」

「その前に説明になってないね」

「そうか」

「分かるんかい!」


 こくん、と頷いたシアンに二人が忙しくツッコム。


「………」 


 シアンは何かを考えはじめた。


「クー」

「ピュッ!?」

「え?」


 シアンの言葉にわたしのてのひらでキョロキョロしていたトリが反応した。


「空から落ちてきたからクー」

「本当にあの説明で理解出来ていたんですね」

「ピュッピュー」


 わたしの手の上でぴょんぴょんとゲンキよく飛び跳ねている。


「すごい反応をしているね」

「よーし!じゃあ、キミの名前はクーだよ!」

「そんな簡単に決めていいんですか?」


 マルが少し戸惑い気味に聞いてきた。


「うん!だって本人が気に入ったみたいだから、ねっクー」

「ピュルッピュー」


 わたしがそういうとクーは嬉しそうに小さいハネをぱたぱたと動かした。


「本人ではなくて本鳥だと思われます」

「今は、いいんじゃないかな」


 マルのまじめツッコミにシーニがツッコム。


「ピュ~」

「あれ?どうしたの?」


 さっきまでゲンキに飛び跳ねていたクーがまた周りをキョロキョロと見回しはじめた。


「何か気になる物でもあるのでしょうか?」

「周りは遊具と木があるだけでとくに変わったものはないね」


 マルとシーニも周りを見回す。


「多分おなかすいてる」


 クーの様子をみていたシアンがいう。


「シアン、クーの気持ち分かるの?」

「さすがわたしの弟」


 わたしがシアンに聞き返す。


「なんとなく」

「なんとなくって言いましたよ」

「とりあえずお腹がすいてるとして何を食べるのかな?」

「クーは産まれたばかりの赤ちゃんなので多分ミルクとかだと思うのですが生憎今はおやつに持ってきたリンゴしかありません」


 マルは腰に掛けていた布袋から果物がはいったタッパーを取り出した。


「ピュッピュル~」


 マルの手にある果物をみたクーが跳ねだした。


「え?これでいいんですか?」


 マルがクーに聞き返す。


「なにを食べるか分からないからちょうどいいと思うよ」

「そうですね、じゃあ食べやすいようにしますね」


 そういうとマルはタッパーに入っていたウサギリンゴを一口サイズに割ってクーに渡した。


「はい、どうぞ」

「ピュ~♪」


 クーは鳴きながらリンゴにかぶりつく。


 その後もリンゴを割ってあげる作業を繰り返した。


「ピュルルーン♪」


 果物を食べ終えたクーはゲンキよく小さなハネをパタパタと上下に振った。


「全部食べちゃったね」

「この小さな体のどこに入っていったのでしょうか?」


 わたしとマルはクーの小さなまるいカラダをじーっとみていた。


「クーが果物を食べているのをみていたらわたしも果物が食べたくなってきたな~」


 シーニの言葉に反応したかのようにわたしのお腹から「ぐうぅ~」という音がなる。


「うん、そうだね」

「たしかに…クーにリンゴをあげるのに夢中で自分の分を残すのを忘れていました」


 マルは「フカク」とつぶやくとお腹を「きゅうぅ~」と鳴らして少し頬を赤く染めながら続けた。


「それでしたら、今から私たちも美味しい果物を食べに行きますか?」

「いいね!」

「うん、いこいこ!」


 シーニとわたしは交互に返事を返す。


「じゃあ、近くのスーパーで果物でも買いに行こうか」

「ちょっと待ってください」


 マルは、シーニの言葉をさえぎるように右手をまっすぐに伸ばしながら続ける。


「果物といったらやっぱり新鮮なのが、一番です!ですので、今から新鮮な果物を取りにいきましょう」

「とりにいくってどこに?」


 シーニが首を傾げながらいう。


「私の知り合いの先輩が農園をやっているのでそちらにお伺いして新鮮な果物を少し分けて貰いましょう」

「急に行っても大丈夫かな?」

「はい、私もよくお伺いして美味しい果物を頂いているので大丈夫です。それとさっきクーにあげたリンゴはそこの農園のものなんですよ」


 マルは誇らしげにいう。


「では、行きましょうか」

「うん、そうだ!シアンはどうする?」


 わたしは、シアンのほうをむいていう。


「ようじがあるから大丈夫」

「そっかザンネンじゃあまた今度いっしょに遊ぼうね!」

「うん」


 わたしとシアンの会話が終わったところでシーニが「じゃあ、そうときまれば!」といい腰にかけていた杖を持って空中に円をかいた。


 すると、空中に魔法陣が現れた。


「えっーと…」


 シーニは魔法陣のなかに手を入れる。


 そして「あった」といいながらホウキを三本取り出した。この魔法陣は簡単にいうと物とかをいれるバックみたいなものかな。


「隣町まで少し距離があるからこれで飛んで行こうか」


 シーニは杖を振って空中につくった魔法陣を消して取り出したホウキをわたしとマルに渡す。 


 そのホウキは中心の所に座席が付いているタイプだった。


「おっ、これは乗りやすそうなホウキですね」

「普通のホウキだとお尻が痛くなるから少し乗りやすく手を加えたんだ」

「さすがシーニですね」

「ホウキの乗り方は分かる?」

「うん、大丈夫!」と返事を返しながらわたしはクーを頭に乗せる。

「授業で習ったので予習はばっちりです」


 マルは慣れた動作でホウキに乗って宙に浮き、わたしとシーニもそれに続いてホウキに乗り宙に浮く。


「ミズキ、気をつけて遊びに行くんだよ~」

「じゃあ、また明日学校でね~」


 わたしは下にいるシアンに手を振る。


「また」


 シアンもゆっくりとした動作で手を振り返す。


 そして、わたしたちは隣町にむかって飛んで行った。


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