第3話

みんなで、オレンジジュースを飲んで休憩していた。そこに、バージルアパートの住人で同じバージルモール内で、ドーナツ屋を経営しているクルトが現れた。男性で、20歳だった。身長は170センチメートルぐらいで、ブルーの短髪で、白い上下の白衣のような作業服で、エプロンは紅白のストライプ柄だった。この衣装は手芸店&洋服屋のジュリエットから購入したものだった。


クルトは「やあ!皆さん、お揃いだね!店の残り物だけど、ドーナツを持ってきたよ!長いこと置いておくと、しぼんじゃうんだよ。」


コウガは「えっ!?いいんですか?ありがとうございます!」


コウガは、ドーナツが入った箱を受け取った。


クルトは「どうぞどうぞ!」


その場で、コウガは箱を開けた。プレーンシュガードーナツ、ジャムドーナツ、クリームドーナツ、カレードーナツ、チョコレートドーナツが20個入っていた。そして、ドーナツを渡すと、クルトは店に戻った。


フローラは「わーい!うまそうだー!」と興奮した。


エレノアは「美味しそうだわ!」


クマタンは「すごいね!美味しそう!コウガにも作ってあげたいよ!」


クマタンは、いつでもコウガのことが第一だった。


コウガは「じゃあ、みんなで食べようね!」


まず、フローラは1個、ドーナツを箱から取り出そうとした。


すかさず、クマタンが「ダメダメ!フローラ!1番先に選ぶのは、コウガだろ!」


フローラは「チェッ!!!」とクマタンをにらみつけた。そして、クマタンに「やるのか!」と言って腕まくりをした。


エレノアは「まあまあ。落ち着いて!」と言ってフローラの後ろに回り込み、静止させた。


フローラは、それでも、足をバタバタさせていた。


結局、コウガがフローラの好きなドーナツを聞いて、箱から取り出した。


しばらくして、みんなで、ドーナツを食べることになった。


フローラも機嫌を直して、ドーナツをほおばっていた。


クマタンは、ドーナツを食べやすいように、フォークで切り、コウガの口に入れて、食べさせていた。


フローラは、ドーナツを食べながら、クマタンをにらみつけていた。


フローラは「覚えておけよ!」


クマタンは「忘れてやるぜ!」


フローラとクマタンの間には、エレノアが座っていた。


休憩後、客が何十人も来た。こうして、この日、リュウジンバーガーは閉店した。

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