第40話 ざっと強化職業編

 ステータスすら見ずに二日間、全力でレベル上げを行った。


 名前:水川百合

レベル:21

職P:82

能P:160

HP352/352

MP187/187

筋力:334

敏捷:324

防御:198

知力:128

器用:188

職業:重狂戦士Lv5

第二:糸操縦士Lv3

固有スキル:【詮索】【亢進】

技能スキル:【武芸術Lv5】【糸操縦Lv6】【属性付与(職制)Lv8】【隠密Lv1】【遠見Lv1】【暗視Lv1】【自己修繕Lv3】【気配感知Lv6】【熱源感知Lv3】【アイテムボックスLv10】【悪食Lv2】【立体移動Lv3】【以心伝心Lv1】

耐性スキル:【物理攻撃耐性Lv2】【精神苦痛耐性Lv4】【精神攻撃耐性Lv6】【熱耐性Lv1】【ウイルス耐性Lv1】【痛覚耐性Lv6】【火耐性Lv1】【水耐性Lv1】【毒耐性Lv3】【電気耐性Lv1】【落下耐性Lv1】【反動耐性Lv1】【衝撃耐性Lv1】【空腹耐性Lv3】

魔法スキル:無し

強化スキル:【怒りLv3】【バーサークLv6】【斬攻撃強化Lv3】【攻撃力強化Lv3】【HP強化Lv2】【MP強化Lv3】【筋力強化Lv7】【敏捷強化Lv6】【防御強化Lv2】【知力強化Lv2】【器用強化Lv3】【胃酸強化Lv2】


 「これで重狂戦士のレベルがマックスに出来る」


 《重狂戦士のレベルになりました。上位職に転職が可能です》


 《魂重戦士、狂鬼戦士、起狂戦士に転職が可能です》


 《職業、つるぎの巫女、モンスターハンター、双糸戦士が派生しました》


 《第三職業が解放されしました》


 「遂に来た、か。起狂戦士って何?」


 《回答。機動力に優れた戦士です。今後の戦闘スタイルには合っていると助言致します》


 「ごめんだけどそれは却下。このまま続ける。今は機動力じゃなくて火力を強化したいんだよ」


 アイツを倒すにはあの硬い体を打ち破る必要がある。

 その為にはもっと強化したい。だから強化スキルのある狂戦士を伸ばすしかないんだ。

 デメリットの事も考えてスキルレベルは上げておこないとな。


 《職P6消費して狂鬼戦士に転職しますか?》


 「もちろんだ」


 《狂鬼戦士に転職しました》


 《スキル【自然治癒】【武芸師】【バーンアップ】【オーラ術】を獲得しました》


 《【武芸師】に【武芸術】が統合され【武芸師】のレベルが3に上がりました》


 《【バーンアップ】に【バーサーク】が統合され【バーンアップ】のレベルか4に上がりました》

 

 詮索さん。


 《回答。【自然治癒】はHPの自然回復の速度が上がります》


 《回答。【オーラ術】は武具にオーラを纏わせて戦う事が出来ます。耐久度を上げたり火力を上げれます。性能は込めるMPと知力に作用されます》


 《狂鬼戦士はHP、MP、筋力、敏捷、防御に職業Lv×20ポイントの補正が入ります。レベルアップ事にHP、MP、筋力、敏捷、防御に10、その他に7のポイントが入ります》


 名前:水川百合

レベル:21

職P:6

能P:160

HP437/437

MP207/207

筋力:429

敏捷:419

防御:218

知力:128

器用:188

職業:狂鬼戦士Lv1

第二:糸操縦士Lv3

固有スキル:【詮索】【亢進】

技能スキル:【武芸師Lv3】【オーラ術Lv1】【糸操縦Lv6】【属性付与(職制)Lv8】【隠密Lv1】【遠見Lv1】【暗視Lv1】【自己修繕Lv3】【気配感知Lv6】【熱源感知Lv3】【アイテムボックスLv10】【悪食Lv2】【立体移動Lv3】【以心伝心Lv1】

耐性スキル:【物理攻撃耐性Lv2】【精神苦痛耐性Lv4】【精神攻撃耐性Lv6】【熱耐性Lv1】【ウイルス耐性Lv1】【痛覚耐性Lv6】【火耐性Lv1】【水耐性Lv1】【毒耐性Lv3】【電気耐性Lv1】【落下耐性Lv1】【反動耐性Lv1】【衝撃耐性Lv1】【空腹耐性Lv3】

魔法スキル:無し

強化スキル:【怒りLv3】【バーンアップLv3】【斬攻撃強化Lv3】【攻撃力強化Lv3】【HP強化Lv2】【MP強化Lv3】【筋力強化Lv7】【敏捷強化Lv6】【防御強化Lv2】【知力強化Lv2】【器用強化Lv3】【胃酸強化Lv2】【自然治癒Lv1】


 「次派生職」


 《回答。剣の巫女は剣類に関してのバフなどが扱える特化巫女です。モンスターハンターは一定数のモンスターを一定時間内に倒す事で出現する職業で、モンスターに対しては専門的に強くなれます。双糸戦士は糸を操って戦う戦士です》


 「なるほど」


 この中以外にも考えるモノはあるけど、なんかこの中から考えた方が良い気がする。

 巫女を選んだ場合は私が主に使っている武器の強化が可能だろう。

 モンスターハンターならアイツとの戦いが有利に進むかもしれない。

 双糸戦士なら糸をサポート以外でも扱え、武器としても普通に使えるようになるだろう。


 「どうしたもんかな」


 これだったらもう少しこまめにステータスをいじって入れば、ある程度の方針が決まったかもしれない。

 ガンガン行こうぜならモンスターハンターかな?


 「シャー!」


 「お、どうしたのアオさん?」


 アオさんが体を寄せて付けて自分の存在をアピールして来た。

 なので私も返事をする。


 「シャーシャー!」


 スキルで自分の体を伸ばして文字を作り出していた。

 そこには『剣』と言う文字が完成している。


 「⋯⋯もしかして剣の巫女が良いの?」


 「シャー!」


 「イエス」と言っているように体を上に伸ばす。

 アオさんが言うのならそうしよう。

 私はアオさんを信じている。


 《職P4使って剣の巫女を獲得しますか?》


 「4」


 現状、糸操縦士のレベルを上げるには職業Lv×2ポイント、狂鬼戦士は職業Lv×3ポイント必要だ。

 三つ目は糸操縦士と同じクラスの職業かな?

 上げるのにLv×2ポイントが必要になりそうだ。

 4も使うのか。はぁ。


 「ま、それならそれで職Pが良い感じに使えるかな」


 《第三職業に剣の巫女に設定しました》


 《確認。加護を授けたい神が複数います。加護を得たい神を選んでください》


 目の前にステータスプレートのようなモノが現れる。


 神の加護

 タケミカヅチ、タナトス、タルタロス、ロキから選べます。


 「⋯⋯分からない」


 どれがどの神?

 スズちゃんとは今別行動中だし⋯⋯詮索さんお願いしまーす。


 《システム干渉不可能領域を検出しました。神に関する情報は【詮索】では詮索不可能です》


 なっ!

 まじかよ。結構コレ重要な事だろ。

 なのにそんなタイミングで詮索不可能って。


 「アオさん。どうしたら良いと思う?」


 「シャー?」


 だよな。

 ん〜なんか極端に短いしロキが良いかな?


 「ロキにしようかな?」


 「シャー!」


 「それはダメっ!」とアオさんが全力で止めて来た。


 「ん〜でもどうしたら。アオさん決めて〜」


 「シャー!」


 タケミカヅチが良いのか⋯⋯ならその神にしようか。


 「タケミカヅチで行きますよっと」


 パネルをタップする。


 《神タケミカヅチから加護を得ました》


 《スキル【戦の加護】【剣の舞】【刀剣属性】を獲得しました》


 全部解説よろしく!


 《【戦の加護】の情報が不安定です。加護の名を持つスキルは神が与えた力の証拠です。

 【剣の舞】は剣類の武器を持っている時に戦うと威力に補正が入ります。

 【刀剣属性】は剣類の武器に属性を与える事が出来ます。

 これらのスキルは強化するのにLv×2必要です》


 《剣の巫女はMP、筋力、知力に職業Lv×10のポイントが与えられ、レベルアップ事にはMP、筋力、知力に4、その他に2与えます》


 現状のレベルアップ時のステータスアップはHPと敏捷と防御14、MPと筋力16、知力15、器用13となっている。

 次はスキルだな。






【あとがき】

一気にレベルアップで呆れた人も多いでしょう。すみません。特に語る事も無き、淡々と殺戮を繰り返すだけでした。

ちなみにスズちゃんならタナトスを選びます。

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