第12話 2023/東海テレビ杯東海ステークス

出走確定、調教動画を見た感想。



好位からいい末脚を使える馬を中心。

逃げ馬で残りそうな馬。

まくりができる馬、直線だけで撫で切れる脚をもつ馬に流す。

馬の能力とジョッキーの騎乗方が合致しないのは除外対象。




1:前走G1組が主力

 斤量差がないので実力通りになりやすい。


2:前走2着以内が有力

 3着以下でのそこそこ来ているので軽視はダメ。


3:4枠が4勝

 1枠以外はまんべんなく勝利。

 ダート、コース、脚質的にそうなっている気がする。

 どういった脚質の馬が1枠に入って負けているのかをチェック。


4:前年のダート戦績をチェック。

 実績が大事。



1枠1番ディクテオン:5:せん  ★注★

松山弘平(22年10月ぶり)

父:キングカメハメハ、母父:キングヘイロー

脚質:差し、追い込み

評:前走は3勝クラス。ハナ差での勝利だが侮れない。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  切れる末脚が魅力。

  スタートは巧い。

  馬場状態に左右されない。

  距離は十分。

 ★中京でレースをしたことがない。




2枠2番オールヴェルニュ:7:牡  ★注★

団野大成(22年10月ぶり)

父:スマートファルコン、母父:タニノギムレット

脚質:先行、差し

評:相性的に、団野大成Jか川田将雅Jなら。

  スタートは巧い。

 ※芝のスタートも巧い。

  そこそこの末脚。

 ※瞬発力勝負ではちょっと分が悪い。

  距離は十分。

  馬場状態に左右されない。

 ※22年のチャンピオンCで、残り200くらいで末脚の差が出た。 

 ★東海S(ダート中京1800)で優勝と2着があり、相性は良さそう。




2枠3番ロードレガリス:8:牡  ★特注★

松田大作(初)

父:ハーツクライ、母父:フサイチペガサス

脚質:先行、差し

評:能力は維持している。札幌、小倉のような直線が短めなコースで後方から追い詰める瞬発力は魅力。

  馬場状態に左右されない。

  スタートは結構巧い。

  切れる末脚がある。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  距離は十分。

 ※21年のスレイプニルS(東京2100)

  結果として直線で両サイドから馬を挟まれるという最悪の騎乗になったが、馬に合った騎乗だった。




3枠4番ハギノアレグリアス:6:牡  ○

川田将雅(20年9月ぶり)

父:キズナ、母父:ジェネラス

脚質:先行

評:好位で競馬ができて、切れる脚がある。

  切れる末脚がある。

  スタートが巧く、ダッシュが付く。

  距離は十分。

  馬場状態に左右されない。

 ★中京1800を優勝がある。

調教 ▲

ジョッキーの指示に素早く反応。

素早いフットワーク。

追われてからの反応が良いが、やや物足りない。




3枠5番ヴァンヤール:5:牡  ★特注★

荻野極

父:タートルボウル、母父:ブライアンズタイム

脚質:先行、差し

評:直線が長めのコースは好材料。

  馬場状態に左右されない。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  距離は持つ。

 ※チャンピオンC(中京1800)で1と1/2馬身(0.2秒)の3着になったハピと、みやこSで差のない6着。

 ★4歳2勝クラスだが中京1800で1/2馬身差(-0.1秒)で優勝している。

調教 △

ジョッキーの指示にしっかりと反応。

やや元気ない走り。

※間隔が短いからとはいえ、ちょっと物足りない。




4枠6番マリオマッハー:6:せん

酒井学(初)

父:ゴールドシップ、母父:オペラハウス

脚質:差し、追い込み

評:後方からの競馬しかできず、安定性がない。

  そこそこ切れる末脚がある。

  スタートが巧い。

  距離は持つ。

  含水率が高い馬場は苦手。

 ★3勝クラスで中京1800の優勝がある。




4枠7番ウェルカムニュース4:牡馬  ▲

D・イーガン

父:サトノアラジン、母父:フレンチデピュティ

脚質:先行

評:能力があり、斤量56キロとやや有利。ジョッキーが誰になるか気になるところ。

  切れる末脚がある。

  馬場状態に左右されない。

  スタートは比較的巧い。

  芝スタートでも問題なし。

 ★2歳未勝利戦で、中京1800の優勝がある。

  2歳1勝クラスで、チャンピオンC2着のクラウンプライドに3馬身差(0.5秒)の2着がある。

調教 ▲

ジョッキーの指示に素早く反応。

力強く素早いフットワーク。

併せ馬を0.3秒追走、0.1秒遅れ。

追い詰めたが、ゴール前で僅かに垂れた感じ。




5枠8番サンライズウルス:5:牡  △

岩田望来

父:ヘニーヒューズ、母父:チチカステナンゴ

脚質:差し

評:能力が高く、器用さがある。

  距離は問題ない。

  馬場状態に左右されない。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  切れる末脚がある。

  スタートは安定しない。

 ※芝スタートはそこそこ。

 ★中京1800の経験がない。




5枠9番デルマルーヴル:7:牡

松岡正海

父:パイロ、母父:コマンズ

脚質:差し、追い込み

評:能力はそこそこ。安定性なし。

  そこそこ切れる末脚がある。

  馬場状態に左右されない。

  距離は問題なし。

 ★前走、残り150メートル付近で失速。

  両サイドから競りかけられたからなのか、建物の影に突入したからなのか。

  どちらにしろ、精神的に弱くて安定性がない。




6枠10番プロミストウォリア:6:牡  ◎

B・ムバルザフ

父:マジェスティックウォーリアー、母父:フジキセキ

脚質:逃げ、先行

評:若い時には、レース毎に怪我をしていた実力馬。能力が高く、レースに向いている気性に見える。

  馬場状態に左右されない。

  スタートが巧い。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

 ※誰が乗っても勝てるくらいに、素直で能力が高い。

 ★中京1800で2着がある。

  ハンデ戦で、最高重量を背負って6馬身差(-1.0秒)。

 ※今年に入ってからの3戦は、実戦を利用した調教。

調教 ▲

ジョッキーの指示に素早く反応。

素早いフットワーク。

手前替えがちょっと下手。




6枠11番スマッシングハーツ:7:牡  △

鮫島克駿

父:ヘニーヒューズ、母父:ゼネラリスト

脚質:差し、追い込み

評:勝負になる能力はある。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  切れる末脚が魅力。

  距離は問題なし。

  馬場状態に左右され難い。




7枠12番クリノドラゴン:5:牡  ○

武豊

父:アスカクリチャン、母父:ロージズインメイ

脚質:差し、追い込み

評:能力が高く、ジョッキー次第。斤量58キロと最高重量なのが不安材料。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  馬場状態に左右されない。

  スタートはイマイチ。

 ★シリウスS(中京1900)で0.8秒差の4着。

  進路選択を大失敗して、最内から大外に出してのタイム差。

 ※失敗したけど、藤岡康太Jは武豊Jの次に相性が良さそう。他では幸英明J。

調教 ▲

ジョッキーの指示に素早く反応。

力強いフットワーク。

しっかりと反応しているが、やや鈍い。

※馬なりのスズカワールドを0.7秒追走、いっぱいに追いかけて0.1秒遅れ。




7枠13番ハヤブサナンデクン:7:牡  △

福永祐一(22年11月ぶり)

父:ゴールドアリュール、母父:クロフネ

脚質:逃げ、先行

評:好成績の中京で、前残りもあり得る。

  馬場状態に左右されない。  

  そこそこの末脚がある。

  スタートは普通。

 ※芝スタートは巧い。

 ★中京1800での優勝がある。

調教 ◎

ジョッキーの指示に鋭く反応。

力強く素早いフットワーク。

一杯で走る併せ馬を0.5秒追走、0.4秒先着。

リズムよく首を使いしっかりと伸びる。




8枠14番ゲンパチリシファー:7:牡  ★注★

幸英明(初コンビ)

父:トゥザグローリー、母父:クロフネ

脚質:先行、差し

評:能力はあり、ジョッキーと枠次第。

  馬場状態に左右され難い。

  距離は十分。

  スタートが巧い。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  そこそこの末脚。

調教 ▲

ジョッキーの指示に素早く反応。

力強く素早いフットワーク。

ちょっと独特の動き。




8枠15番アイアンバローズ:6:牡  ★特注★

和田竜二(初)

父:オルフェーブル、母父:ロイヤルアンセム

(母のパレスルーマーは父系のいい所を引き出している感じ)

脚質:逃げ、先行、差し(メンバー、スタート、展開によって融通が利く)

評:相手を考えると、馬券に絡んできそうにも感じる。

  初ダート。

 ※血統的にはダートも走りそうに思える。

  ジョッキーの指示に素直に反応。

  切れる末脚がある。

  距離は十分。

 ※ステーヤーズS(中山3600)を走れる。中・長距離の芝を走ってきた。

  馬場状態に左右され難い。

 ※含水率が高いのは問題なし。荒れt馬場は僅かに苦手な印象。



結論

ハギノアレグリアス、プロミストウォリアの2頭は枠も良く能力が高い。

しかし、それ以外の馬に勝利がないの?というとそうでもなく。怖い馬が何頭か……。


調教で良さそうな馬、未知数の初芝。


クリノドラゴン

ハヤブサナンデクン

ウェルカムニュース

アイアンバローズ


2023/1/22

能力的には人気上位が順当だと思うんだけどね。

前が忙しくなると考えて、末脚が魅力のロードレガリスから自分の本命たちにワイドで流すかな。







出走回避


・オンワードセルフ:7:牡

父:ヘニーヒューズ、母父:メジロマックイーン

脚質:先行、差し、追い込み

評:1600以下のダートスタートなら。

  距離がやや厳しい。

  そこそこ切れる末脚がある。

 ※芝スタートはイマイチ。



・サルサディオーネ:9:牝  ★注★  地方・外国馬

父:ゴールドアリュール、母父:リンドシェーバー

脚質:逃げ

評:能力は維持。軽視は禁物。

  スタートはそこそこ。

  馬場状態に左右され難い。

  そこそこの末脚がある。

 ★東京、中京、盛岡競馬場で優勝経験があるが、やや坂は苦手な印象。

  昨年は9戦して1着2回、2着4回と好成績。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る