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慕情への応援コメント
なして、我慢できなかったんだろうと言って彩美が泣くシーンで悲しい気持ちになりました。このシーンから、少しだけ彩美に対して感情移入するようになったような気がします。この小説の中で自分が一番好きなシーンでした。
また、羅臼の昆布漁についてこの小説に出会わなければ知ることはなかっただろうと思います。もし、作者様が羅臼に住んでいるわけでも、昆布漁で生計を立てているわけでもないのだとしたら、これほどたくさんの知識を小説に詰め込むのに相当の労力がかかったのではないかと思います。見習わなければと思いました。
それと、会話文に方言が使われているためか、文章が少し音楽のように感じられて読みやすいと思いました。
良いことばかりではなくアドバイスなども何か言えたらいいと思ったのですが、思い浮かびませんでした。申し訳ありません。楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。
作者からの返信
お読み頂きまして感謝申し上げます。
>文章が少し音楽のように感じられて読みやすいと思いました
ありがとうございます。一話で1万字を読んでいただきたく、句読点に注力し読みやすさを心掛けました。
知床羅臼のこと、昆布の知識などは書籍やネットで調べました。お恥ずかしい話ですが、現地を訪れたことはありません。
素敵な感想をありがとうございます(^o^)
慕情への応援コメント
初めまして。
この度は『あなたの作品を勝手に分析します』企画にご参加いただき、ありがとうございました。主催者の島流しにされた男爵イモです。
さて、一通り拝読しましたが短編の中で起承転結が綺麗にまとまっており、「先の展開を書き過ぎない」という点で作品の流麗さが際立っていたように思います。想像の余地というか、淡い雰囲気が上手く演出されていた印象です。舞台や漁、その工程についても丁寧に書かれており、解像度の高い絵が頭に浮かび上がりました。ただの舞台装置ではなく、この環境だからこそ物語がより一層映えたのだと思わされるものでした。
気になった点は二つだけです。
一つは数字の表記について。作中では算用数字と漢数字が混在していました。基本的な小説の作法が守られている作品と見受けられたので、違和感が大きかったです。商標登録された製品名など、特殊な理由がなければ漢数字を用いることをオススメします。
次は彩美の独白について。これは賛否両論あるかと思いますが、私は作品の最後に一まとめにした方がいいかなと思いました。この独白の働きとしては、それぞれの場面における彩美の心情を読者に伝えるというのが一つ。もう一つは作中に込められたメッセージの代弁者という風に読み取れました。たしかに親切な構成ではありますが、個人的には少し語り過ぎかなという印象です。それぞれの場面で彩美がなにを思ったのかは、やり取りや地の文から容易にわかるので、物語の没入感が阻害されているように感じました。なので最後に彩美の独白を集めて、物語が終わったあとに彩美をこう思っていた、とした方が構成としては余韻のあるものに仕上がるのではと思いました。まあ、今の形にも少なからず利点はあるので、一個人の感想として受け止めていただければ幸いです。
それでは、長々と失礼しました。
素敵な作品をありがとうございました。
作者からの返信
お読み頂きまして感謝申し上げます。
数字の表記の混在は見落としておりました。ご指摘ありがとうございます。早速統一します。
独白に関しましては、賛否両論あろうかと思います。その是非については読者様に委ねたいと思います。
ありがとうございました。
慕情への応援コメント
読まさせていただきましたー
こういう慕情を感じさせる作品を読めるのもこういう投稿小説サイトの醍醐味ですよね♪
裕一と彩美、幼馴染の2人の変わってしまった関係性、でも彼女の方に何があっても、受け止める器量があった裕一君男前だなあ♪
またそういう複雑なものすらも受け入れる雄大な知床・羅臼の風景ですね
皆さん書いてますが昭和後期~平成初期の良い時代の雰囲気がして、劇場とかで見たい感じしますね♪
自分がこういう大人な恋を書けるようになるには多分50回くらい異世界転生を繰り返さないと無理です^p^
作者からの返信
あまるん様
お読みいただき感謝申し上げます。
カクヨムでは余り支持されがたい物語ではありますが、嬉しい感想をありがとうございます。
>自分がこういう大人な恋を書けるようになるには多分50回くらい異世界転生を繰り返さないと無理です^p^
また、謙遜を(笑)
あるまん様の作品も拝読させてもらいますねq(^-^q)
慕情への応援コメント
麻生 凪様、こんにちは。
自主企画【女性主人公】恋愛小説を読ませてください、にご参加くださり、ありがとうございます。
主催者の園田と申します(*^^*)
長らくお待たせして申し訳ございません。
拝読させていただきました。
土地特有の描写がしっかりとされていて、情景をすぐに思い浮かべることができました。
その中で繰り広げられる、大人の男と女の恋愛…というより、愛になり得る何か。
とてもしっとりとしていて、色っぽい作品だと思いました。
これからも執筆がんばってください!
作者からの返信
園田虹子様へ
返信が遅れてしまいすみません。
お読みいただき感謝申し上げます。
情景描写と心情描写に注力しました。嬉しい感想をありがとうございます。
お互いに頑張っていきましょう🍀
編集済
慕情への応援コメント
企画にご参加いただきありがとうございます!
潮の香りが感じられるとともに、漁師街に暮らす人々が活き活きとしていますね。
素敵なお話でした。
それに「もやい」という言葉。新島でも力を合わせることを「もやい」と呼ぶそうです。
遠く離れた街でも、海のつながりがあるのだなと感心いたしました。
ときに、三題噺のお題が1つしか消化されていないように思えたのは私の見落としでしょうか(^^;
追記:
了解です、テーマでお題を消化する上級者コースと理解しました。
作者からの返信
柴田さま、はじめまして。
お読みいただき感謝申し上げます。
もやい(舫)は、船と船をつなぎあわせることから、「よりそって共同でことをなす」といった意味があるそうです。 全国的に漁師街ではよく使われます。尚、山間部では「結い」と云うそうです。
「苦手」: 裕一は悪い噂を聞いた後、彩美と一時距離をとりますが、そんな折り、彩美が押しかける場面。裕一の心情として苦手意識が生まれています。
「旅行」: 羅臼湖への小旅行。
「大切」: 裕一。ふるさと。知床羅臼の海。
と、いった具合でいかがでしょうか(笑)
慕情への応援コメント
北海道の懐かしい景色が手に取るように浮かんできます。知床羅臼の海、本当に綺麗だった。最高級と言われる羅臼昆布の作り方もよく伝わってくる。
冒頭からエンディングまで、一気読みでした。読んでゆくうちに、まるで北国を舞台とする、渋い映画のシーンの如く感じられてしまう。田舎社会は狭いもの。悪い噂ほど直ぐに知れ渡ってゆく。映画化するなら、主演は高倉健さん、飲み屋の女将は倍賞千恵子さんかなあ……。健さんが生きていたらの話だけど。
おふたりの幸せを祈りたくなるドラマでした。
作者からの返信
神崎様、お読みいただき感謝申し上げます。
>映画化するなら、主演は高倉健さん、飲み屋の女将は倍賞千恵子さんかなあ……
確かに昭和のスクリーンを彷彿とさせる物語ですよね(笑)
意識して描きました。が、サイト内で受けるか少しばかり不安です💦
ステキな文章を書かれる神崎様に評価をいただき、とても嬉しく思っています。ありがとうございます!
編集済
慕情への応援コメント
とてもすてきな作品でした。
もっと麻生さんの作品を読んでみたくなりました。
作者からの返信
みしま様、お読み頂き感謝申し上げます。
感想と評価もありがとうございます。ぜひ読んでみてください(^-^)