神話の表と裏で差異がありすぎても良くない。だけど、裏側にも興味は尽きない。
その裏側が本作ではコミカルに表現されている! そのせいで、裏も面白い!
書いてもいいのか!? この神話の裏側!?
また、作者のうまいところが心の扱いである。
まるでパズルのピースをはめるように動機付けがされていて読んでいてびっくりしました。
まだある。味の表現だ。
当時の人類に、多分現人類のような味覚はないだろう。
だが、それ以上に衝撃的な美味を表現するのだ。まるで、本当に作者自身が原始人であるかのように。
全体として、コミカルで読みやすい。シリアス部分もあるのだが、その調和が心地よくてたまらなかった!
あと、あらすじの書き出しがかっこよすぎる!