7 甘き血の 鉄錆臭や 花イバラ

独りで生きていこうと決めてるのに…いや、決めたからか、

独りで生きてくのがせつなくなる日がある

まだあるだけ命が盛ってるのに安堵しながらも、

そんな自分がうらめしくてならない日が


安酒へ沈んでくみたい手近な男に酔いどれたくなる日が



 イバラの棘で傷めた小指へ

 これ見よがしに

 おおげさな包帯巻くように



◆  ◆  ◆ ◆2023-8-6

こうした女の俳句小説こさえるの、どうかな。

ずっと、老人臭ふんぷんたるヘタレ婆さん日記きゃ書けてないから。


そこで小説の題名考えてみたら、駄洒落好きなものですぐ画家井上直久描くところの異世界イバラードが浮かんだ。

でもイバラード(Iblard)を拝借するのはマズいかしれないので、イバラーデ娼館とかってタイトルどうだろうかと、構想もついでに浮かびだした。

私に異世界物なんか書けやしないと思ってたから、挑戦しがいはある。

したがって挫折も、充分すぎるほどありうるけどさ。


なにせ↓イバラードの世界に流れてる透明な時間にいくらあこがれようが、

https://www.youtube.com/watch?v=tC8vJG48MiM(コピペで観てね)

私の鉄錆臭いドロドロ血液は、どう頑張っても溶解し親和してけそうもない。

だからこそ…あこがれやまないんだけどさ。


「イバラーデ娼館の少女」タイトルに直しても……無理だろうなあ~。

その少女は実は、娼館の女主人に引き取られ去勢された男の子ってアイデアになりだしてるし──

  海月婆さん、ヤバ過ぎ!

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