第8話 愚痴らんとやれん
非常に憂鬱。
義妹といい、従姉妹といい、何でなのか。
めんどくさい事が起こった時だけに
呼び出しされるのは、、。
振り返れば、奴がいる?そんな感じなの?
死んだ父もそんなだったなぁ。
お金の無心しかしなかった、、。
継母の借金癖は治らないので、義妹は愚痴るけど、これまで、私が背負ってきたのだから
今度はあんたの番です!!
と、ビシーーッと言えたらなぁ。
従姉妹は叔母ちゃん元気やでー。会いにきてあげてーー。とLINEが毎月くるやん。
いつの間にか京都人になってる気がする。
この従姉妹との関係に距離を起きたくなったのには訳がある。
一時、独身の叔母は私を養女にすると言い出した。しかし、私は拒否した。
叔母は性格がすごいキツい。おまけに気分屋でコロコロと気持ちがかわる人だったから。
これ以上、戸籍が汚れるのも嫌だった。
なのに、父はこの話に飛びつきやがり、、。
つまり、父は独身の姉の財産を狙ったのだ。
結果、養女になったけど、すぐに解消。
だーかーらー、嫌って言ったのに、、。
この養女事件を従姉妹に話したのだ。
従姉妹は独身の叔母の面倒をみるかわりに
財産の相続をすると弁護士も入れての書類作成している。
その養女と言うのに、不安になったらしい。
弁護士に相談したらしい。
その後、養子縁組が解消されてるか?しつこく確認された。
あのね、叔母の財産なんて狙ってないから。
独身で気難しい叔母の面倒を見てくれて感謝してたのに。
それから、大人になると、人間ってこんなんになるのかと思うと、距離をおきたいと思うようになった。
今回、会いに行くのも10月のすずしくなったらと言ったのに、九月の末を指定してきた。
自分らの親のおばちゃんが二回も転んで寝たきりみたいになって、施設を変えるしかないとなりなり。
さんきょうだいで話し合いをするからやないかーい!
内容を聞いたら、絶対に喧嘩になるやろ、それは、、。
長男は癇癪持ちで火がついたらめちゃんこになるから、その火消し役やーん。
いやーーー。
ご飯食べながら、神経使って支払いは
年上の私やーん。
いややーー。
嫌って断れたらええのに。
なんか、そんなんしたら、相手が困るんかなとか傷つくかなと思うと言えなくて、キリキリと
胃が痛くなりながらも行くんだろうなぁ。
ニコニコ笑顔をキープしながら。
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