いけない恋だとわかっていても。

nana

第1話 胸の高まり

私は佐藤夏希23歳。

仕事の都合上で都内に引っ越した。


新しい職場に新しい環境、慣れないことばかりでストレスが溜まっていた。

私のストレス発散方法は大好きなお酒を飲む事。


明日は休みだし、仕事が終わったら絶対飲みに行く!と決めていた。


ここでは、友達もいないので1人でBARに入った。見覚えのある人がいると思ったら同じ職場の西田さん。


彼は41歳で妻と3歳の娘がいる。

単身赴任できていて彼も1人でBARに来ることが多いそうだ。


西田「佐藤。ここで一緒に飲まないか?」

私 「あ、あ、ありがとうございます!

   でも奥さんに悪いので、、、」


西田「気にしなくていいよ。どうせ嫁は俺のことなんか気にしない」


西田さんも1人だし、まあいいか!

軽い気持ちで一緒に飲み始めた。


まさか、この日が自分の人生を大きく変える第一歩だなんて思ってもいなかった。


西田「佐藤、会社とは雰囲気ちがうんだな」

私 「私ですか??そうですかねぇ〜笑

  まあ、プライベートですから」


西田「それもそうだな!今から時間あるか?」

私 「はい!明日休みなのであります!」


西田「俺も休み!ならカラオケ行かない?」

私 「いいですよ!行きましょう!」


誘われて嬉しかった。正直、この時から惹かれていたのかもしれない。誘われてドキドキしていた。一夜限りの関係もあるかもと期待しながらカラオケに移動した。


密室になり胸の高まりが止まらなかった。

カラオケでは、普通に飲んだり話したりで時間はあっという間だった。

深夜の2時になり、カラオケも終わりの時間となった。

西田「佐藤。眠たくなってきたな」

私 「はい」

西田「じゃあ行こうか」と手を握られた。


西田がタクシーを呼び一緒にのる。


タクシーに乗りホテルまでと運転手に伝える

無言がよりドキドキを感じさせる。


彼が私の足を触ってきて、パンツの上から

いやらしく触ってくる。

「んんっ。。んんっ。」


彼が私を見て静かにと小声で伝えてくる。


我慢する私を楽しんでいるかのような意地悪な彼。私はその気になっていて早く抱いて欲しかった。


ホテルに到着して、部屋に入る。


早く抱いて欲しかった私は彼を求めた。


西田「佐藤。。。。。」




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