こういう、おとなな雰囲気の恋の始まりって……、素敵!
こういうシチュエーションだからこそ、こういうアプローチを思いつくのも、素敵!
この物語は、美術品の修復家と図書館司書の、恋が始まり、一歩を踏みだすまでのお話。
なぜ、ふたりに接点が生まれるのかは、物語を読んでほしいものである。日頃の仕事ぶりから、信頼を寄せ、それが、いつしか好意へと変わっていくことも必然な気がする。
その想いへ宛てた返事にもドキドキしてしまう。
恋の始まりって、きっと突然だけど、この物語の世界のように、そこに至るまでの時間が暖かくて優しいのも、また素敵なことなのだと思う。
憧れてしまいそうである……。