第5話 2022/朝日杯FS
朝日杯フューチュリティステークス G1
1:単勝1、2番人気の安定度が高い
1番人気が3着以内62.5%
解釈
仕上がりが早い血統。
しっかりと仕上げてきた馬。育成牧場がしっかりとしているところ。
気性が良くて、能力を十分に発揮できた馬。
★騎手の指示に素直に従う。
★入れ込みのようなレース場以外での、調教を素直に受けるといったことも重要。
2:デビュー戦での着順に注目
デビュー戦3着以下は連帯がない。
解釈
負けた馬には脚質の応用力がない。
★脚質が差し、追い込みの馬で、道中や直線で不利を受けて負けた馬。
気性が問題で実力を発揮できずに負けた。
★臆病で、逃げるしかない馬や追い込みしかできない馬。
★掛かり、距離が持たずスタミナが切れる馬。
・ありえない例
最下位だった馬が優勝馬から0.1秒~0.3秒差だった場合、次走で圧勝しているようなら能力は十分にある。
勝ち上がれてない、勝ち上がっていてもギリギリの勝利といった結果だった場合は能力が他有りていない可能性がある。
3:前走の4コーナー通過順も要チェック
2番手から4番手に位置していた馬の勝利数、3着以内率が高い。
解釈
脚質の自在性がある馬が強いレース。
★展開に左右されにくく、どこからでも勝負ができる馬が有利。
★好位を取れるスピードとスタミナがあり、直線で二の足(切れる脚)がある馬。
・逃げ馬、ペースメーカー。
・追い込み、レース展開に左右されやすい。
4:重賞実績にも注目
重賞勝ちの3着以内率は36.4%
重賞2着以下だった馬は苦戦
当レースが重賞初出走となった馬も軽視は禁物
解釈
しっかりと仕上げてきた実力場と戦い勝利できる能力がある。
★重賞を未出走で勝利している馬がいるので、レースぶりや調教を見て能力を見極めたい。
★よれた馬が壁になり、外々を回されて届かず0.1~0,3秒差の掲示板外で負けた馬を弱いと思わない。
5:過去のレースでの単勝人気
血統的な評価が高い。
★早めから活躍できる血統。
育成牧場の評価が高い。
★しっかりと仕上げてくる。
パドックの評価が高い。
★入れ込みが少なく、歩様がしっかりとしている。
・ドルチェモア★逃、先★ ◎
評:スタートが良くポジション取りで優位。切れる足もあるため展開に左右され辛い。
切れのあるピッチ走法。
能力上位。
良馬場の方が好ましい。
・新馬(札幌1500(稍))優勝(タイム差0.5秒)上がり35.6秒(2番手)横山和生
スタートそこそこ。追い出して先頭へ。
競りかけられても、かかっている様子はない。
直線、騎手の指示に素早く反応。
少しだけ外側へ進路を取っていたので、ジョッキーが左ムチを入る。すぐに反応し内側へと進路を戻す。
★競りかけられてもかかる様子がない。精神力がある。
★騎手からの指示に素早く反応できる賢さがある。
手前替えスムーズ。
★対戦相手に1勝クラス(サザンカ賞)でレコード勝ちをしたミルトクレイモーがいる。
(距離1200のため参考程度)
勝ち上がりが2頭と、それなりに強い相手だった。
・サウジRC(G3)(東京1600)優勝(タイム差0.2秒)上がり33.4秒(最速)
スタート良く。追ってダッシュをつける。
グラニットが逃げたためか、積極的に前に出すことをせず控える。
★10馬身離れた集団の先頭なので、位置的には逃げポジション。
道中掛かる様子はなく。
残り4ハロンを超えたあたりでムチ。目に見えて回転数が上がる。
直線よれることなく、最後まで真っすぐに走り切った。
手前替えスムーズ。
ゴール間近ということもあり、先頭になった後は追うのをやめる。
★直線の馬場状態に差はなく。逃げ馬も状態の良いところを走っていた。4コーナー付近であった10馬身を差し切れる能力は非凡。
(グラニットは、残り100メートル付近で外によれる。スタミナ切れに見えた)
父血統:ルーラーシップ。短距離から長距離までまんべんなく。
母血統:未出走や勝ち上がれていないが、出走していたレースはマイルから中距離。
蹄:シャフリヤールに近いダイヤモンド型。 不良△ー○ 荒れ馬場△ー○ 不良や荒れた馬場をこなせないこともないが良馬場が望ましい。
調教 〇
騎手の指示に反応鋭く。手前替えスムーズ。最終調整。
・ダノンタッチダウン★差★ 〇
評:能力が高く、阪神巧者のジョッキーが魅力。
切れる脚ばかりに注目しがちだが、道中でポジションを上げられる自在性は備えている。
実績のある阪神。
ジョッキーは阪神巧者の川田将雅。馬の癖をつかんだ2戦目。
・新馬(中京1600)優勝(タイム差0.1秒)上がり33.6秒(最速)福永祐一
スタートそこそこ。追ってダッシュをつける。
それなりに良いポジションを確保。
★外枠だったが、中京1600だったことで速度を落とすことなく最初のコーナーに入れて、外目だが中団のポジションを取れた。
3コーナーから4コーナーでポジションを上げる。
馬場のいい場所を走らせて、この着差は少し物足りない。
★相手に、阪神JF17着のムーンプローブがいたが、その他馬の勝ち上がりがなく、相手が弱かったようにも思える。
・デイリー杯(G2)(阪神1600)2着(タイム差0.1秒)上がり33.1秒(最速)川田将雅
スタート普通。ダッシュがつかない。
道中後方3番手。
下り坂を利用してポジションを上げる。
3コーナーから追い出しはじめて直線へ。大外から追い込むが捉えられず。
早めに外へ出すが、ショウナンアレクサがよれてきたことで更に外に出すことになりロス。
残り100メートルあたりで今度は内(右)に大きくよれて行きロス。
合計0,1秒くらいのタイムロスがあった。
★負けはしたが能力上位。逆転していた可能性が高い。
ショウナンアレクサガよれてきたのは計算外。この分のロスは除外。
しかし、最後の100メートルくらいで内側へとよれたロスは割引材料。
(中京でも少しよれる辺り、真っすぐに駆け上がることができないタイプなのかも)
★荒れた馬場を走り抜けたオールパルフェが、スタート、スタミナ、操縦性といった能力が僅かに上だった。
父血統:ロードカナロア2000以下での活躍。
母血統:兄弟は地方短距離ダート馬。母父ディープ。
蹄:ダイヤモンド型に近い楕円。 不良〇ー△ 荒れ○ー△ 馬場状態は良の方が良さそうだが、渋ってもそれなりには走れる。
左後ろ脚が外に流れてるのが少し気になる。
調教 △-○
首を振り振り。ジョッキーの指示に少し嫌がる。操作性いまいち。手前を変えた後は力強く、素早い動き。
・オールパルフェ★逃、先★ ▲
評:能力は高いが過信は禁物。
上がりのタイムがそこそこ良いので、無理に先頭を主張しなければ可能性あり。
比較的、馬場の状態を受けにくい。
・新馬(東京1600)2着(タイム差0.5秒)上がり34,2秒(4番手)大野拓弥
スタート良く。追ってダッシュをつける。
★かかっている様子はないので気性は素直そう。
3~4コーナーで荒れ気味の内を走る。
★直線、見た目が普通のように見えるが、荒れ気味(芝が捲れて飛んでいる様子や土煙の上がり具合を見る限り)の馬場を走る。
★足を溜めた馬に最後は刺されたが、スピードを維持したまま2着に粘れるスタミナがある。
最後の直線で、ジョッキーが馬にとっていい場所を走らせようと工夫していたのが印象。
・未勝利(中山1600)優勝(タイム差0,4秒)上がり34,8秒(3番手)
スタート良い。ダッシュがつく。促して先頭を取る。
騎手の指示に素早く反応して、最後の直線を力強く走る。
★内側の荒れ気味の馬場をものともしない勝ち上がり。但し、相手が弱かったの可能性はある。
★対戦相手に勝ち上がった馬が一頭もいない。
・デイリー杯(G2)(阪神1600)優勝(タイム差0,1秒)上がり34,2秒(4~5番手)
スタート普通。追ってダッシュをつける。
★スタートで外に膨れる。
4コーナーと最後の150メートル以外は比較的状態の良い馬場を走らせている。
★最後までよれることがなく、足色が鈍っているようにも感じない。しっかり走れていたのでスタミナはありそう。
蹄:前足が楕円。後ろがダイヤモンド型に近い楕円。 不良〇ー△ 荒れ○ー△ 先行タイプなので馬場の影響は受けにくい。
調教〇
リズムよく。手前替えスムーズ。ジョッキーが軽く指示を出すと、しっかりと反応。
・レイベリング(外)★先、差★ △ 調教後 ▲
評:能力は高そうだが、気性と右回りが疑問。
直線が長く、東京のように良い脚が使えればチャンスあり。
・新馬(東京1600)優勝(タイム差0,6秒)上がり33.1秒(最速)M・ギュイヨン
ゲートはそこそこ。スタート後によれる。
★12番の馬(フェリスクララ)と接触するアクシデント。
接触前から少しうるさい感じだった。接触でそれが加速したのか、ジョッキーがすぐに前に馬を置いて落ち着かせる。
道中9~11番手だが馬郡が一塊で中団前目のポジション。
最後の直線で少し左右によれるのを騎手が上手く修正して真っすぐに走らせていた。
★前目につけて走り、最後に切れる足を使えるためスピードとスタミナはありそう。
父血統:フランケル。欧州の怪物。短距離から中距離まで幅広い。パワースタミナ型。
母血統:この子が初めての子っぽい。母父がマイルっぽい
蹄:楕円形。 不良○ 荒れ馬場○
★肩と肘が柔らかく、可動域が大きい。
★左後ろのけり足が少し外向き。右回りが気になる。
タイム的には東京1600の未勝利~1勝馬クラス。新馬としては早いタイム。
調教 〇
力強い走り。隣の馬に並ぶと騎手が指示。走るスイッチを入れてギアを上げる。
・ティニア★先、差★ △
評:溜めていい脚を使えて、比較的自由な脚質がある。体力面は少し不安。
現状では1600を走る体力はギリギリかも。
気性が素直でポジションを取るのには苦労は無さそう。
・新馬(中京1400(稍))優勝(タイム差0,2秒)上がり34,0秒(最速)福永祐一
スタート良い。ダッシュも付く。
無理に追わず、ポジションをキープ。
4コーナー手前で、騎手が指示を出すと素早く反応。
そのまま直線に。
追ってよれることなく、真っすぐに走りゴール。
★ジョッキーの指示に素早く反応しているので、操縦性は良さそう。
但し、ジョッキーが色々と工夫をしているように見えたので、ささる癖がある馬の可能性も。
対戦相手で勝ち上がりはロードフォンス1頭のみ。
・1勝クラス(東京1400)2着(タイム差0,1秒)上がり33,5秒(最速)
スタート普通。ダッシュが付かない。すぐに追ってポジションを上げる。
中団やや後ろにキープ。
直線に入りじジョッキーが指示を出すと、素早く反応。
脚は切れたが届かず。
勝ち馬との差はほとんどない。
★ジョッキーの指示に素早く反応しているので、操縦性は良さそう。
但し、ジョッキーが色々と工夫をしているように見えたので、ちょっと癖のある馬かも。
★スタートの差、道中のポジションがそのまま勝ち馬との差になった。
父血統:フランケル。欧州の怪物。短距離から中距離まで幅広い。パワースタミナ型。
母血統:初めての子っぽい。母父の産駒成績1200~1800まで
蹄:楕円形。 不良○ 荒れ馬場○ 馬場状態を選ばない形。
調教 △ー〇
併せ馬を先行させてから、騎手が指示を出して素早く反応。手前替えをして力強く突き放す。
・バグラダス★先、差★ △
評:能力はそこそこ。自在性のある脚質。
1600はギリギリ持つとは思う。
血統:父マジェスティックウォーリアーはダートの1800での成績がいい。母の子や近親はダート短距離。
・新馬戦(福島1150(ダ))優勝(タイム差0,0秒)上がり37,3秒(2番手)戸崎圭太
スタート良く(よこによれる)。追ってダッシュをつける。ゴールまで先頭を譲らず。
★残り100で左ムチを入れて左によれる辺りスタミナ切れ。
・新潟2歳(G3)(新潟1600)4着(タイム差0,3秒)上がり33,4秒(4番手)菅原明良
スタートそこそこ。追ってダッシュをつける。先頭に立つと徐々に速度を落とす。
4コーナーから速度を上げ始め。残り500を超えたあたりでムチが入る。
★残り100くらいで足が鈍る。逃げた分だけ消費していた感じ。
・1勝クラス(東京1400)優勝(タイム差0,1秒)上がり33,6秒(2番手)
スタート良く(外の馬にぶつかる)。ダッシュ良く。3コーナー手前で抑え気味。
★直線でよれることなく真っすぐに駆け上がりゴール。
調教 〇ー△
併せ馬に抜かれると抜き返す。勝負根性がある。少し抑えが利かないかも?
・エンファサイズ★先、差★ ☆穴☆
評:癖のある1勝馬だが侮れず。
能力高く、ジョッキーとの相性が良い。
道中促し続けられても走りきるスタミナとスピードがある。
デビュー時の単勝人気は6番手(10倍台)。1番人気は牝馬で、ジョッキーが℃・デムーロ。
★反応が良すぎる。ムチで叩いた逆側に1頭分動く。
最後の直線で真っすぐに走らせるのが少し難しい。クセをつかんだと思いたい。
・新馬戦(阪神1600)優勝(タイム差0,3秒)上がり34,2秒(最速)藤岡康太
スタートいまいち。ダッシュ普通。
馬を促してポジションを上げる。
3コーナーに入るところで内に入る。
すぐに促して内があいているうちにポジションを上げる。
★掛かって体力が切れた馬(ノベンバーステップ)が下がってくるが、余裕をもって抜いていく。
4コーナーのところでは馬を促すのをやめて無理に詰めず。
★自分の進路を確保してから追い出し。前の馬が外に行ったので内へ。ジョッキーの判断が素晴らしい。
★馬の反応が良すぎる。ムチを入れると逆方向への移動距離が大きい。
調教 〇
力強く、素早さのある動き。騎手の指示に素早く反応。
・ニシノベストワン★先、差★ △から×
評:溜めていい脚を使う。
前に行きたがる気持ちが強い。そこを我慢させることができれば。
枠順も前に馬を置きやすくて良さそう。
レース間隔短めで疲労が抜けているかが心配。
デビュー戦は7番人気、12着。
★素直で真面目というクセ馬。微調整が難しい。
★もう少し丁寧さは欲しいが、藤岡祐介ジョッキーとのコンビは良い。
・新馬戦(中山1600)12着(タイム差1,7秒)上がり38,0秒(16番手(最低))内田博幸
スタート良く。ダッシュ普通(一度追い出したことで馬が加速)。抑えるが止まらず。2番手まで上がってしまい抑えるのをやめる。
★直線に入って追い出すが勢いなく。180くらいでスタミナ切れ。
・未勝利(阪神1400)3着(タイム差0,2秒)上がり35,2秒(2番手)幸英明
スタート良く。追ってダッシュをつける。
★内の馬たちが前の取り合い。空いた所を内に入れる。ラチ沿いまで入れずに馬の後ろにつけて足を溜める。
直線で上手に馬を捌いて駆け上がるが僅かに届かず。
★3~4コーナーで、アクシデントがあった場合のマージン、または進路の見極め。それで若干仕掛けが遅れた。
★直線になってからの仕掛けだけでも届きそうだったが、馬が素直過ぎて、左ムチで右に4~5頭分移動していった。脚色的に優勝があったかな。
・未勝利(阪神1600)優勝(タイム差0,3秒)上がり33,7秒(最速)藤岡祐介
スタート良く。ダッシュそれなり。道中は速度を徐々に落としポジションを中団に。
★もう少し丁寧に速度を落とせれば尚良し。
★3コーナーで前に行きたがり、抑えられる。抑えて速度が落ちたのが功を奏した。
前の馬たちが4コーナーで速度を上げて膨らんだ内側を回って直線へ。真っすぐにしっかりとゴールまで走り抜けた。
★ジョッキーの判断が光ったレース。
調教 △ー×
前半は力強さがあったが、ジョッキーが追い出してから鈍る。疲労が残っているように見える。
・オオバンブルマイ★先★
評:スタートが良く、騎手の反応に素直。ポジション取りで優位。
勝ち上がってきたレース、血統を考えると1600は厳しそう。
現状では短距離まで。
・新馬(中京1400)優勝(タイム差0,2秒)上がり35,1秒(2番手)▲角田大河
スタート良い。ダッシュがつく。
ジョッキーの指示への反応も良い。気性は良さそう。
直線でジョッキーの指示通りに走る。
★最初は真っすぐに走っていたが、左ムチを入れられ徐々に右に進路を取っている。
ムチをやめて、重心移動と追い出しで外に行くことをやめて内に戻るあたり、賢くて素直。
★直線で先頭に立った後の動き。
・ジョッキーが馬場状態の良いところを走らせようとしたのではなく、左ムチだけを入れられたことで馬が右に進路を取った。
・内、中、外の馬場状態に差があるようには見えないので、伸びる馬場を走らせるためという考えには見えなかった。ジョッキーの技術不足かも。
★斤量3キロ分の優位で、1と1/4馬身(0,2秒差)は物足りないが、騎手の技術分のロスを考えたら十分な差。
対戦相手の勝ち上がりは無し。
・京王杯(G2)(東京1400)優勝(タイム差0.2秒)上がり34,2秒(5番手)横山武史
スタートそこそこ。隣の馬にぶつかられるも行き足鈍らず。
無理にポジションを上げることはしていないが、周りの状況を見て細かく修正している。
道中は荒れ気味の馬場を走っている。
★最後の直線、内と外の馬場状態の差は見た目よりも無いように見える。
手前替えがスムーズ。
★乗り替わってもスタートは変わらずに良い。騎手の指示にしっかりと反応している。気性が良いまたはしっかりと調教されている感じ。
父血統:ディスクリートキャット1600以下での勝ちが多い。
母血統:兄弟は1200以下のダート勝利。母父バクシンオー。キタサンブラックのように確率変動がなく、短~マイルタイプ。
蹄:動画の角度が悪くてわかんない。
調教 ○
力強く、素早い動き。手前替えスムーズ。騎手の指示にも素直で反応鋭く。
後半、僅かにリズムが悪い箇所(ジョッキーが悪いっぽい)。
・グラニット★逃★
評:逃げが持ち味。切れる脚がなく大きなリードが欲しい。
体力はある。
・新馬(東京1600)3着(0,1秒差)上がり34,6秒(7番手)嶋田純次
スタートそこそこ(よれない)。追ってダッシュをつける。3番手についたあたりで抑える。
道中は外目(馬場のいい場所)を走る。
直線、比較的真っすぐに走る。手前替えがちょっと下手。
★手前替え後に内向きに走り僅かなロス。1着から半馬身差のレースだったが、首差ぐらいで収まったかも。
・未勝利(福島1800)優勝(0,5秒差)上がり35,6秒(2番手)
スタート良く。ダッシュが付く。
もったままで道中は先頭。
4コーナーの出口辺りで押し始める。
★道中、頭を小刻みに振り。耳をピコピコとさせる。
直線で、後ろを確認後にムチを入れる。
★ムチを入れても逆側に振られることない。手綱の操作には反応してコースを変える。
・新潟2歳(G3)(新潟1600)6着(0,5秒差)上がり34,0秒(8番手)
スタート良く。追ってダッシュをつける。道中は内ラチの3~4番手。
★しっかりと最後まで走り切ったが、切れる脚をもつ馬に差し切られたレース。
・サウジ(G3)(東京1600)2着(0,2秒差)上がり35,8秒(9番手(最低))
スタートそこそこ。追ってダッシュをつける。
2着に10馬身差の逃げを仕掛けて直線へ。残り400でムチが入る。
★残り200の時点でスタミナ切れ。ふらふらとしながらも手前替えをしながらゴールに。
調教 〇ー△
力強く、素早い動き。手前替えスムーズ。併せ馬が近づくと逃げる動き。臆病なのかな?
・ドンデンガエシ★先★
評:決め手に欠ける。
スタミナ問題なし。
★好位は取れそうだが切れで劣る。中山のような直線の短いコースが合いそう。
蹄:楕円から丸。 不良〇荒れ馬場〇 高速馬場〇
・新馬戦(東京1400)4着(0,3秒差)上がり34,4秒(4番手)横山武史
スタートそこそこ。追ってダッシュをつける。
道中5番手。
★促してポジションを上げようとした3コーナーで、馬が荒れたコースに入ろうとしたので制御。
直線で追い出し。残り400を過ぎてからムチが入る。
★ジョッキーの指示にしっかり従い、最後まで走るが残り50でスタミナ切れにも見える。
・未勝利(札幌1500)優勝(0,1秒差)上がり37,6秒(2番手)
スタート普通。追ってダッシュをつける。
2コーナーまでに前から4~5番手に持っていく。
少しずつ促して残り600のところで3番手。
3~4コーナーの途中で、追い出しながら内から外に出す。
★4コーナーで躓くアクシデント。大きな問題はなくそのまま直線へ。
・1勝クラス(中山1600)優勝(0,4秒差)上がり34,5秒(3番手)
スタートそこそこ。追ってダッシュをつける。
3~4コーナーで徐々に速度を上げる。直線で右前から左前になり、後ろを寄せ付けずゴール。
調整 〇
騎手の指示に反応良く。指示を出された後は力強く。手前替えスムーズ(僅かに違和感を感じるくらいのタイムラグ)。
・フロムダスク★逃★ 安定性なし。
評:他馬を怖がるため逃げる必要がある。スタート次第。1600を走る体力はなさそう。
★2戦目のカンナステークスを見る限りでは、気性的に逃げないと駄目なタイプ。
★1200~1400の方が良さそう。
・小倉1200 新馬戦(重) 松山弘平 優勝 タイム差0,1秒 上がり34,7(最速)
スタートが上手い。荒れた馬場を走らせない。最後の直線でも馬場状態の良いところを走らせている。
★直線での距離ロスは2~3馬身くらいはありそう。
★馬場状態の良い場所を選んで走らせているあたり、荒れ馬場の適正が低い。
★斤量4キロ差ある相手とはいえ、0,1秒差しかないのは気になる。
対戦相手の勝ち上がりはダンシングニードル1頭だけ。
★ダンシングニードル:サザンカ賞1200メートルでレーコードを出したミルトクレイモーに2と1/2馬身(0.5秒差)の2着。
・中山1200 カンナOP(重) 松岡正海 10着 タイム差1,4秒 上がり36,1秒(7番手(3頭同じ))
ゲート内で落ち着かない。
立ち上がったようになりスタート失敗。
よれてダッシュが付かない。
追って順位を上げるが、初めのコーナーで3番の馬(レイフォール)とラチに挟まれる形になり失速。
3~4コーナーの中間あたりでポジションを上げ始める。
内ラチ沿いを走っていた4番の馬(ベベ)を外から抜こうとしたが、嫌がり失速。
直線で追い出すが、2ハロンの標識を過ぎたあたりで足が鈍った。
★道中の不利、直線のロスがあったとはいえ体力がない。
★直線で、ほかの馬から離れるようにジョッキーが工夫するが、体力を使い過ぎたのか、走る気をなくしたのか、足は残ってなかった。
★出遅れたのが全てのレース。
・東京1400 京王杯2歳(G2) 戸崎圭太 2着 タイム差0,2秒(13番手)
スタート良い。そのまま押して先頭へ。
道中、経済コースを取る。
(少し荒れた馬場だが、全ての馬が同じ馬場を通っている。有利不利はなし)
最後の直線、よれることなく真っすぐに走る。
手前替えスムーズ。
★ジョッキーがムチを左右に持ち替えたり、追い出しに工夫を入れて真っすぐに走るようにしていた。
★最後の直線、内、中、外の馬場状態に差はほとんどないように見える。
★ゴール50メートルくらいで、体力が切れた感じに見える。
父血統:短距離っぽい(海外馬で情報が少なくて、正直解らない)。
母血統:この馬が初じめての子っぽくて兄弟の情報がない。母父は1200~2000まで幅広い。
蹄:動画の角度が悪く判断ができない。
調教 〇
一定のリズムでしっかりと走る。騎手の指示にも反応良し。
・コーバスクリスティ★先、差★
評:馬郡でかかる可能性がある。
切れる足が持ち味ではなさそう。
1600はギリギリ持つとは思う。
突き抜けている感じはないため、出走レースの対戦相手を考えると。
・新潟1400 新馬戦 優勝 池添謙一 タイム差0,2秒 上がり 35.7秒(4番手)
スタート普通。
少しポジションを上げようと追い出すがダッシュが付かない。
かと思ったら行く気になり、かかりってしまいジョッキーが抑える。
3コーナーに入るまで首を振りっぱなし。
4コーナーに入るあたりで落ち着く。
進路変更、追い出しといった指示には素早く反応している。
★馬場状態の良い場所を走らせるために操作したとはいえ、外に流れすぎているのを見ると少なからず右前足が影響している感じ。
対戦相手17頭の勝ち上がりは無し。
・阪神1400 秋明菊賞(1勝クラス) 優勝 C・デムーロ タイム差0,3秒 上がり34.0秒(最速)
スタートで出遅れ。
少し追い出すと反応し差を詰めるが、最後方から。
ジョッキーの指示に素早く反応。
外に流れないようにジョッキーが工夫をしている。
★3コーナー辺りでジョッキーの指示がないのに加速をして抑えられていたので、抜きたい気持ちが強いのかも。
★レース頭数5頭、3頭が牝馬。2着のクインズエルサはKBSファンタジー(牝馬限定)で、0.6秒差の6着。
父血統:キングカメハメハ。1200~2000までの実績が高い。1000と3000の成績は低い。
母血統:1200から2000までと距離適性は披露目だが、多くは短距離やダート。
蹄:確認できず。
調教 △
併せ馬に並ぶことなく走り去る。馬の行く気に任せている感じ。終いゆるくなり抜かれる。
後ろ足のばねは素晴らしい。
・ウメムスビ★先★
評:1600を走れる体力は無し。
現状でも1200がギリギリ。
ジョッキーの指示に素直で安定性はある。
★菅原ジョッキーとの相性は良い。このコンビなら重賞でも活躍できそう。
・小倉1200 未勝利 優勝 角田大河 タイム差0,2秒 上がり 35,7秒(4番手)
スタート普通。追ってダッシュをつける。道中は前から2番手。4コーナー手前で追い出し。
★スタート後のダッシュで大きく外に膨らむ。
★直線でジョッキーがしきりに外に馬を持っていこうとする。馬場状態は内、中、外で差がないように見える。
・フェニックス(小倉OP1200)4着 タイム差0,6秒 上がり34,5秒(4番手)
スタート良く。ダッシュが付く。もったまま先頭。ややスローペース。先頭のまま直線に。
4コーナー手前で馬が滑る。
手前替えスムーズ。ゴールまでしっかりと走る。
★滑らなければ、もう少し前で直線の仕掛けができていた可能性。着を一つ上げていたレース。
・小倉2歳(小倉1200)7着(タイム差0,8秒)上がり35,2秒(8番手)
スタート良く。ダッシュ普通。少し促してポジションを上げる。道中は中団。3~4コーナーで内に入りポジションが上がる。
仕掛けを我慢したおかげで、空いた内から直線に。
★いい位置から仕掛けるが、外枠、道中の荒れ馬場を通った分だけ体力を消費した。最後の150で勢いがなくなる。
・カンナ(中山OP1200)優勝(タイム差0,2秒)上がり35,5秒(3番手)菅原明良(替)
ゲート内でうるさい。スタート普通。追ってダッシュをつける。道中は2番手。
4コーナーの出口から仕掛ける。
★ジョッキーの技術の勝利。前に馬を置き、距離と馬の体力を考えたポジショニング。ゴール直前で体力が切れる最高の仕掛けだった。
調教 〇
追ってからの反応鋭く。力強く素早い動き。
・キョウエイブリッサ★差★
評:直線の勝負所で安定性がない。
ムチが入ってからの安定性がなく、僅かなロスが勝敗を分ける馬。
★溜めた足が生きるコース、直線が広いコースが良さそう。
蹄:丸形。不良、荒れ馬場、ダート◎ 良馬場での最高速度では僅かに劣る。
・新馬(東京(ダ)1400)優勝(タイム差0,3秒)上がり36,9秒(最速)
スタート普通。押してダッシュをつける。押して促してポジションを上げる。
好位から直線に入る。最後までしっかりとした走りでゴール。
★前との距離が詰まり何度か顔を上げているのを見ると、砂が当たるのが嫌そう。
★直線で内(左)に刺さる。
・1勝クラス(東京1400)3着(0,4秒)上がり33,8秒(4番手)
スタート普通。ダッシュ今一つ。道中は中団の真ん中。
★右鞭を入れて外(右)に膨らんでいく。1/2馬身くらいのロス。
調教 △
併せてからの動きは良いが、終い緩め。
・スズカダブル★先★
評:決め手に欠ける。
鋭い差し脚はないが、溜めた方が良いレースができる馬。
体力は十分。
蹄:卵型。不良〇荒れ馬場〇 高速馬場◎に近い〇
・新馬(中京1600)2着(タイム差0,2秒)上がり34,8秒(5番手)松山弘平
スタート普通(よれて隣にぶつかる)。追ってダッシュをつける。
★騎手の指示には反応良く素直。首の使い方はへたくそでジョッキーがしっかりと動かす必要がある。
・未勝利(東京1600優勝(タイム差0,5秒)上がり35,5秒(2番手)D・レーン
スタート良く。追ってダッシュをつける。道中4番手。
3番手で4コーナー出口。
★手綱の指示に鋭い反応。抜き去った後のコースブロックが上手い。最後は流せるくらい余裕だった。
・1勝クラス(阪神1800)3着(0,3秒差)上がり34,0秒(4番手)池添謙一
スターよく。追ってダッシュをつける。道中、先頭を走る。
★先頭に立ってしまったため、ちょっとずつ減速して息を入れさせる。
★操作がピーキーな馬を直線で真っすぐに走らせる技術が光った。足を溜めることができた馬に最後は差された。
・萩S(OP)(L)(阪神1800)5着(0,6秒差)上がり34,9秒(7番手(最低))福永祐一
スタート良く。ダッシュが付く。道中、先頭を走る。
★先頭に立ってしまったため、ちょっとずつ減速して息を入れさせる。
★騎乗ミスもなくいい乗り方で直線に入ったが、逃げさせられた分足を溜められなかった。
調教 ×
騎手が指示を出すが反応鈍く。力強さなく、早さも感じない。元気がない印象。
・ミシュラドラータ★差、追★
評:1600は足を溜めてギリギリ。
レース間隔も短く、どこまで回復しているか疑問。
前走は残り200メートルのあたりで足が鈍っていた。
★素直で指示の反応に素早い。レース間隔をしっかりと取り力回復すれば、足を溜めて勝負のできる東京、阪神とかなら1600を走れる。
・新馬戦(函館1200)2着(0,1秒差)上がり34,7秒(2番手)鮫島克駿
スタート下手。追ってダッシュつかず。道中は中団後方。3~4コーナーから追い出し。鋭く伸びるが。
・サウジRC(G3)(東京1600)7着(1,1秒差)上がり33,9秒(3番手)大野拓弥
スタート普通。ダッシュ普通。道中は後方から
残り500くらいから仕掛け、残り400を過ぎてからムチが入る。最後までしっかりと走れた。
・京王杯2歳S(東京1400)12着。(0,9秒差)上がり33,9秒(5番手)
スタート普通。ダッシュ普通。道中後方3番手。直線になってからすぐに追い出しはじめ。残り400でムチが入る。
調教 △
力強く、素早さのある走り。手前替えへたくそ。終盤よく分からない減速後、再加速。
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