詩 黄金の月の呪い

仲仁へび(旧:離久)

第1話



「貴方をこれから魅了します」


「貴方は私に惹かれていく」


「そこに疑問はなくてもいい」


 きらきら 光の粒を振りまいて


 楽しそうにしてた光る金色の月


 ひとたび瞳に映せば


 もう貴方は虜になって


 私のそばに寄り添いたくなってしまうの


 夢のような時間を恵んであげる


 それは無償の愛情だから


 喜んで飛びついてもいいの


 月の輪郭を指でそっとなぞってみて


 きっとすぐに笑いが止まらなくなるわ


 私の隣で星の数を数えましょう


 正確なんて分からないから


 永遠に遊んでいられるの


「終わらない夢を見せてあげる」


「けれどその代わりに」


「永遠に私のために働いてね」


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詩 黄金の月の呪い 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032

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