第七淫変な運命の分岐点
居酒屋から帰宅しようとした。
そこで、変なおじさんから話しかけられた。
白衣、それにハゲ散らかった頭、手にはイルカの形をした器具を持たれていた。
「君、男らしさに悩んでいるようだね、メス堕ちについて考えた事はあるか?私はDrメンズリブ、男らしさ脱却というのを考えるジェンダー学の教授じゃ」
と、Drメンズリブと彼は名乗った、童貞は怪訝そうに彼を見た。
そのイルカの形をした器具が何かは分からない。
「これはね、エネマグラといい、睾丸の反対側の前立腺を刺激すると、ところてんというのを発射するようになるのじゃ、これで救われる若者もおじさんも多い、これによって、自分が男というジェンダーバイアスから解放される、最近は安物の粗悪なエネマグラによる欲求不満で
と、Drメンズリブは続ける。
「さぁ、君もメス堕ちすればいい!どうせちんぽなんて小さくて使い物にならないだろう?女性を満足させられない、しかし、女性を満足させる方法は沢山学んでいる、それを新しい節制のアルカナに繋がる、この世紀末ではヒャッハーと呼ばれるミーム汚染が激しくなっておる、君もまた、ヒャッハーの魅力に沈んでしまうのか?違うだろう?君のポテンシャルはスゴイ!日本人のみが男の娘という概念を熟知する、海外ではLGBT問題でトラップを禁止用語にしようとしている、そうだな、忍者のくノ一が男の娘であるならば、その言葉は適切かもしれない、女体化を刑罰として使うのはナンセンスだが、性犯罪するような男は男として生きてはいけないとも思う、目には目を歯には歯を、つまり、レイプされたならば、レイプされろ、と言いたいが、それを学会で出そうとすると問題なので私を慕う男子生徒にはメス堕ち心理実験に参加してもらった、もちろん、途中でやめてもいいと言ったが、ほぼ全員やめなかった、これならば、監獄実験などという危険極まる行いからも進歩したちんぽになる」
と、童貞に熱弁された。
しかし、そこにケバケバしいメイクをしたオカマが現れた。顔がデカい。
「駄目だわ、そういうのは誘導尋問そのものじゃないの、私の求めるオカマは自由意志によってのみこそ、メス堕ちという概念という道を選べるの、貴方、この大馬鹿野郎の話は一旦、忘れなさい、忘れられなかったら、新宿二丁目のオカマバーでこの私の名前、
童貞は意味も分からず、そのまま帰宅した、メス堕ち、男の娘、ニューハーフという言葉を初めて、検索したら、そこには未知の世界が広がっていた。
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