ファンタジー

「私、なーんにも良いとこ無いからさ…

今まで、何にもしてこなかったし、平凡だった。

そんな自分に満足してた。

でも、あなたと出会って、不思議な事、沢山起きてさ…私でも、みんなの助けになるならって…

ねぇ?本当に私で良いのかなぁ?

私なんかでも、役に立てるのかなぁ?

…そっか。そうだよね。

私は、私らしくでいいんだよね!

うん!そうだよね!魔法少女〇〇!今宵(こよい)も魔物達と戦います!!」



「こんにちは、そこ行くお嬢さん。今日はどうしてこの街へ?…………なるほど、病気のお母様の為に、薬を買いに来たのですね。それは、それは、大変心配だ。では、そんな、心優しきお嬢さんと、お母様の御無事を祈って…………この、真っ赤で、綺麗なりんごを、おひとつ…お嬢さんに差し上げましょう。」


 

「ようこそ。不思議の国(ワンダーランド)へ。私はこの世界の女王様にお使えしている者です。貴方様を女王様のもとへお連れするべくお迎えにあがりました。が、しかし、私は貴方様と御一緒することが出来ません。何故なら、私はうさぎですので貴方様では、私の行く道は通ることができません。よって、城へ向かう途中にはご注意ください。特に、帽子屋には。では、この地図通りお進み下さい。貴方様が城へ着きましたが最後、最高のもてなしをさせて頂きます。」



「そお、貴方は人間になりたいのね。私の力をもってすれば人魚のしっぽを人間のような足に変えることなんざ簡単だよ。でも、その代わり。貴方が歩く度、ナイフに刺されるような痛みが足の裏に突き刺さる。それと、貴方が王子と結婚できなかったら最後。泡になって消えてしまう。それでも、王子の元へ行きたいのかい?」



「私は魔女、リーナって言うの!

魔女って言っても怖い魔女じゃないよ?明るくて、元気で、優しい魔女!!困ってる人を助けるのが私の仕事!

次はどんな人を助けるのかな?

次回、魔女っ子リーナ

「新たな仲間?!」

最後はみんなでマジョリーナ!

次回もお楽しみにね♡」



「あぁ〜もう!全然上手くいかない!なんでそっちに飛んでくのよ!!んん…なんであの子ばっかり先生に褒められて…。くっそ〜!私だってもっと上手く!お母様みたいに立派な魔法使いになるんだから!」



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