感動

「…僕は弱虫です。なんの取り柄もない、役立たずです。

……でも、それでも皆さんの役に立ちたいんです。

皆さんが僕を助けてくれたみたいに、僕も皆さんを助けたいんです。

だから……だから!僕を仲間に入れてください!」



「貴方があなたであるためには、嫌われる覚悟も必要なの。

それでも、分かってくれる人はいる。

だから、辛くても、苦しくても、あなたは貴方らしく生きてほしいな。」



「これが、ドの音。貴方はこれから、この音から色んな美しい音楽に出会う。でも、この先何があっても、この今の瞬間だけは絶対に忘れないで。

初めて好きな物に触れた時の喜びは、あなたが迷った時の道しるべになるから。」



「先生は教えてくれました。幼い私を前にして。

好きだけじゃ、どうにもならないという事を。

好きの先に進むには、途方も無い努力が必要で…時には苦しい思いをしたり、何かを手放さなければいけないこともあるという事を。

時に逃げて、叫んで、追い詰められて…それでも必死に掴もうと手を伸ばした先に、夢はあるという事を。

『好き』というのはキッカケに過ぎないという事を。」



「私は、大学生になり、普通に就職し、普通に彼氏ができ、普通に結婚し、普通に暮らしている。


あの頃は、何にでも全力だった。何にでも必死だった。


だからこそ、青春は特別で、輝いているものなんだと思う。


今となっては、いい思い出で、いい笑い話。」



「私はいつも下をみていた。

私はいつも聞こえていないふりをしていた。

だから気が付かなかった。

こんなにも空が綺麗なことを。

こんなにも風が優しいことを。

今日も空が綺麗だから今日だけは前に進む

今日も風が優しいから今日だけは生きようと思う。

それだけで生きる理由なんか十分だと思った。」



「私の夢は、マシュマロみたいにふわふわで、チョコレートみたいに甘くて、金平糖みたいにきらきらで、でも、わたがしみたいに一瞬で。

私の夢は、カカオ豆のように苦い。」



「拝啓、未来の私へ。

貴方は今、どう過ごしていますか?

今の私はどう生きたらいいのでしょうか。

今の私はそのままでいいのでしょうか。

今の私に嫌われないような大人になれるのでしょうか。」

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