第2話「龍郎の怠慢」

前回のあらすじ

責任追及をしようとするが作者によって阻止される


龍郎「暇だな」

龍冷「暇なら飛べば?」

龍郎「いやだよ!」

龍冷「なぜ嫌なの?」

龍郎「怖いからね」

龍冷「何が怖いの?」

龍郎「高いところが怖いんだ」

龍冷「でも普通に階段を上り下りできるよね?」

龍郎「そうだな」

龍冷「どこまでだったらいけるの?」

龍郎「わかんない…」

龍冷「わからないのではどうしようも…」

  「そうだ!」

  「こんな時は拓弥将軍を呼ぼう!」


そしてしばらくして…


拓弥将軍「呼びました?」

龍冷「呼んだぞ」

拓弥将軍「私を呼ぶなんて龍郎様のことで何かありましたか?」

龍冷「そうなんだよ」

  「兄上を飛ばしてほしいんだ」

拓弥将軍「わかりました」

    「じゃあ龍郎様」

龍郎「いやだからな!」


龍郎は逃げ出した!


拓弥将軍「なぜ逃げるのか…」

    「まぁいいか」

    「でも龍郎様を飛ばさなくちゃいけないから追いかけなきゃ…」


拓弥将軍は龍郎を追いかけた


拓弥将軍「龍郎様!」

    「逃げても無駄ですぞ!」

龍郎「いやだ!」

  「私は飛ばないから!」

拓弥将軍「でも!」

龍郎「誰が何と言おうと私は飛ばないから!」

拓弥将軍「じゃあ私はこれにて…」


拓弥将軍は去っていった


続く

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