最終話「龍郎の飛行」

前回のあらすじ

龍郎は何とかして飛ぶのを防ごうとする


龍郎「どうしようか…」

  「このまま玉座の間にいてもいいけど…」

  「そうだ!」

  「玉座に座ってしまおう!」


龍郎は玉座に座った


龍郎「ふっかふかだなぁ…」


そこへ龍陽がやってきた


龍陽「何をしている!」

龍郎「父上!」


龍郎はすぐさま玉座から降りた


龍郎「申し訳ありません!」

龍陽「別に構わないけど…」

  「それで龍冷に聞いてきた」

  「龍郎よ」

  「そなたは飛ぶ気はあるのか?」

龍郎「ありません!」

龍陽「素直でよろしい」

  「龍冷、聞いたか?」

龍冷「聞きました」

  「まさか飛ぶ気すらなかったなんて…」

  「まぁわかりきったことですけど」

  「ならもう飛べなくても仕方ないか…」

  「じゃああきらめましょうか」

龍陽「そうだな」

龍郎「あきらめんなよ!」

龍冷「だって本人にその気がないんだもん!」

龍郎「あきらめんなお前!」

  「どうしてあきらめるんだそこで!」

  「ダメダメ諦めたら」

龍陽「松岡修造とりついた?」

龍郎「つい熱くなってしまった…」

  「すまない…」

龍陽「反省してるならそれでいいんだ」

  「で、本当に飛ぶ気ないのか?」

龍郎「はい!」

龍陽&龍冷「ダメだこりゃ」

龍郎「あれぇ?」

  「私またなんかやっちゃいました?」

龍冷「なんかやってるからあきれてるんだろ…」

  「まさか飛ぶ気すらないなんて…」

龍陽「まぁわかっていたことだけどな」

龍冷「確かにwww」

龍郎「笑うな!」

龍冷「笑っちゃいけないっていうデータあるんすか?」

龍郎「ないけど…」

龍冷「じゃあ笑っても何も問題ないですよね」

  「はい、論破」

龍郎「ぐぬぬ…」

龍冷「はっはっは」

  「論破は楽しいなぁ」

龍郎「ぐぬぬ…」

龍冷「やっぱ論破は楽しいなぁ…」

龍郎「まぁいいか」


こうして龍郎は飛ばないことを決めたのだった


END

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