賽の河原
賽の河原で生前何もいいことがなかった少女と一緒に石を積みながらほろ苦い会話を淡々と交わす。それを繰り返しているとある日少女がそこに喜びを見出してしまったため先に三途の川を渡ってしまう。自分だけが此岸に取り残され、病室のベッドの上で目覚める。「少しだけ生きてみよう」と呟いて。
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