【魔術とは】(読み飛ばしてもOK)

 作中で何度か言及しているが、昔は異能と呼ばれており魔術とは戦後に「魔術の徒」の残党が冒険者を中心に広めた呼び方である。当時異能を使えない一般人は異能を神聖視していたが、魔術の徒が学問的視点を広めた。現在では人工的に魔術臓器を作る実験が専ら噂となっている。

 魔術には三人の祖がおり、それぞれの子孫が血統を広げその魔術を伝承してきた。名前を、「ゴド型」、「ダーレー型」、「バイアリー型」という。それらは順番に拡散特化の魔術、単一指向性特化の魔術、付与特化の魔術である。世界に広がっている魔術師は必ず三代始祖の血筋を引いており、基本的に継承された型の魔術しか使えない。

 また、型の違いは発動手順にあり作中のアマザなら手を叩く、ユイなら指で対象を指し示すなどである。

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