第3話

「でもですよ。実際、1500匹の異空間六角獣を

始末するなんて、夢物語っすよ。オルーケン大佐」

基地食堂でSammy Jr.が一等大佐のオルーケンに

話しかけた。

「そこを何とかするのが我々の使命だろう」

オルーケンはブラックコーヒーを飲みながら

構えている。

「使命ねぇ。そりゃ、ご立派で」

Sammy Jr.がチャーハンをレンゲで

かきこんだ。

「使命って何すっかネェ。誰が偉そうに

我々に命令してるんっすか」

「いずれ、わかる」

オルーケンがそう言うと、Sammy Jr.は

両眼を瞬かせた。


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