レディの嗜みとして

女性の場合、ブラとかもただ着けるだけじゃダメなんだってのも、知ってるだけは知ってる。ちゃんと着けないとダメだったりな。


でもまあ、今回のはあくまで女児用のフックなしのだから普通のに比べるとまだ手間は掛からないのか。


とは言え、


「レディの嗜みとして正しく着けないとダメですからね♡」


レヘナが嬉しそうにそう言う。


俺が元々は男だってのを分かってて言ってやがる。


男だからそういうのもいまいちよく分かってないってのを承知の上で言ってやがる。


要するにからかってるんだ。


ったく、意地の悪い奴らだぜ。


でもまだまだこれは序の口だったな。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る