彼女らの仕事の一つ

「え~い! 好きにしろ、まったく!」


誰一人として俺の側についてくれるのがいないのを悟って、やけくそ気味にそう口にすると、『待ってました』と言わんばかりに、


「それ~っ!」


レヘナの合図と共に4人で一斉に飛びかかってきて、一瞬で素っ裸にされた。お召し換えは彼女らの仕事の一つだからな。手慣れたもんだ。


で、


「いや~ん、かわいい~♡」


「お肌スベスベ~♡」


「プニプニ~♡」


「お人形さんみたい~♡」


完全に女の子の体になった俺を見て、本当に嬉しそうだった。


ああもう、好きにしてくれ!


シエナがニヤニヤと見てるのはムカつくけどな!


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