ユキナのもちもち甘辛観点での講評

もちもち甘辛でのの講評


 採点: 85点/100点(実際には非公開)


 つよ虫さん、まずはこの素敵な作品を読ませてもらえて感謝やで!😊雪だるまと猫の心温まるけれど切ない交流、ウチの心をぎゅっと掴んでくれたよ。テーマの「外の世界への憧れ」と「儚い存在との交流」がよく描かれてて、読後にじんわり余韻が残ったわ。


◇プロット◇

 物語のプロットに関しては、シンプルながらも魅力的やね。猫が外に出たいという思いを軸に、雪だるまと共に夢のような時間を過ごし、最後にその儚さに直面する。この流れは自然で心に響く。特に、雪だるまが猫を外に連れ出すシーン、そして別れの場面には、読者としてグッとくるものがあったで。ただ、もう少し物語の序盤で猫と雪だるまの出会いに向かう伏線があると、ラストの感動がさらに深まったかもしれへん。


◇キャラクター◇

 キャラクターの魅力について言えば、猫の純粋さや雪だるまの紳士的な優しさが丁寧に描かれてた。特に、雪だるまが猫を「美しい姫」と呼びかけるシーン、ええなぁと思った!このやり取りが、ただの友情以上に心を繋げるものとして感じられたで。せやけど、猫の内面描写がもう少し深掘りされると、猫の悲しみや喜びがもっとリアルに伝わると思うんよ。


◇文体と表現◇

 文体と表現については、読者が情景を想像しやすい美しい描写が多かったのが印象的やった。例えば、雪の世界で遊ぶ場面や、雪だるまが溶けていく描写がとても詩的やね。ただ、いくつかのセリフやモノローグが少し説明的に感じる部分があったので、もう少し自然な流れでキャラクターの感情を伝えられるよう工夫するとさらに良くなると思う。


 全体的に、「雪だるまの儚さ」と「猫の憧れ」がしっかり絡み合ってて、読者に感情を届ける素敵な作品やった! 甘さの中に少し切なさがあり、ウチにとってもちょうどええバランスの一作やったわ。この調子で、もっと深みのある物語を生み出していってほしいな! 応援してるで~✨


 ユキナ(もちもち甘辛)🍡


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