自虐のAM7:30

saito sekai

もう…僕は…笑っちゃうよ(冷笑)



起きて見ると、もうAM7:30。完全に寝坊だ。朝食もそこそこに会社へ向かう。小走りの私は、体が段々浮かび上がって来る。あっという間に私の体は風船になってしまった様だ。何で？それでも、風の流れで会社に到着したのだ。ふわふわとデスクに付いて、椅子に着地した。すると、見知らぬ男が、私に針を刺した…


パァン!


はっと、目が覚める。時計を見る。AM7:30だ。夢の通りになるとしたら、これから私は、風船になるということか…

夢に出てきた見知らぬ男、思い出したぞ、春に僻地に飛ばされた奴だ。あいつが戻って来たということは、今度は私が飛ばされる？風船故にか。風船…そう考えたら、何故か笑いを押さえることが出来ない私なのだった。　　　　　　END

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

自虐のAM7:30 saito sekai @saitosekai

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

App Storeからカクヨムアプリをダウンロード

Google Playでカクヨムアプリを手に入れよう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ