第25話亀
なに?弾かれただと?
しばらく真っすぐ進んでいたマグロだったが、急に止まってしまった。何事だと確認したら前の壁が動き始めた。
ギャガギャギャギャーーー!!!
耳を破壊するような雄叫びに、思わず耳を塞いでしまう。雄叫びのあと、壁がゆっくりと上に登っていきようやくその全貌がみえた。
「あれは……亀?デカすぎない!?」
この世界に来てからまたしても見上げる相手。今までの見上げるはせいぜい3メートル!しかし今回の亀は10メートルを超えていた!
「ロックタートル!!ついにA級の魔獣がでてきた!!マグロ!こいつは禁固の特殊能力を持ってる!硬いよりも厄介だよ!」
とリセが説明してくれた!よく知ってるなー!と感心してしまった。やっぱりA級って凄いのか?まあ僕の直○行軍が止められたしね!!思えば、能力を返されたのって初めてなんじゃないかな?
さてどおするか。
「ふふふオモシロい。我が行進を止めるとはなかなか見所があるじゃないか!ならば受けてみよ!ハアーーーー!!」
そうノリノリにサブ能力、厨二病全開を発動しつつ!いつもどおり腰のはいっていないパンチを放つ!
その結果…
なんら抵抗されることなく亀に穴が空いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます