一言目 恋に恋する?
こんにちは、こたこゆです。
記念すべき一言目は、部活の中で思ったことです。とはいえ、部活全く関係ないんですけどね。
*
恋に恋するって、聞いたことありますか?自分がどこで聞いたのかは覚えてないんですけど、すごく「ああ」って思ったんです。
自分はそれを聞いて、
「恋をして、恋人と歩く」みたいな状況……シチュエーションが好きってことなのかと思いました。
そして、恋に限らず状況に憧れていればそう言えるのでは?とも。
多くの人には理想があります。
理想は、言い換えればどんな自分が好きか、だと思います。
でも、これって理想に恋をしてると言えるんでしょうか。ひたむきな努力も、何もかも、好きの一言でできてしまうことなのかもしれません。
けれど、それと恋は別問題な気も、しています。
なぜなら、恋人は約束だからです。
友達は約束ではありません。もちろん、親友だよなと約束したら話は別です。けれど、そうでない限り、友達は約束ではないと思っています。
友達は、たくさんいて……言ってしまえば代わりがいるし、いなければダメだからです。一人の友達だけだったらそれは依存ですよね。
友達は、状況に合わせて出会い別れるものです。
でも、恋人は違う。
「私はあなたのことが好きです。なので、私をあなたの好きの一番にしてくれませんか」
「僕は君のことが好きだ。君以外は、恋人にしない。だから付き合ってくれないか」
恋人って、すごく冷たく夢もなく言ってしまえばこういうことです。ある種の契約……かな。
もちろん、この中にお互いを思いやり慈しむ気持ちが入っています。それでも、約束に違いはありません。
恋に恋をして、恋人を作る。
恋する自分になるために、恋人を求める。
それって、本当の恋と言っていいんですかね?
自分が見た中で、一番の人。でも、自分がもし違う場所にいたらその人とは会いません。つまり0です。
0から生まれることはありません。
巡り合わせってきっと、とても運命的で、それと同時に、理不尽だったりもするんです。
良いも悪いも、運は運ですね。
でも「その人を好きになる」と、「恋に恋する」って何が違うんだろう。
たくさんの人の中からその人だけを選んだ。
そこは変わらないのに。
状況に恋をしているのか、相手に恋をしているのか。きっと自分では分かりません。恋は盲目?
恋人がいない自分には、きっと見えないことがある。恋に少し恋をする自分には、分からないことが沢山ある。
そう思うと、少し将来が楽しみになるんです。
明日からは学校です。
あぁー、勉強しないとなあ!
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