もっと自分を認めてほしい

自分を認めてほしいあまり、

ついウソをついたことはありますか?

わたしはあります。

エッセイ大賞の投稿作品に、

自分の本心とは違うことを書いたのです。


当然、ボツになりました。

仮に採用されても、それはホントの自分ではなく、

ウソで飾った自分。

そんなもの、認めてもらって

ほんとに嬉しかったかどうか。


神の前に誠実であれ、とキリスト教は教えますが

旧約聖書の登場人物は、ウソを言ったり

裏切ったり、人を殺したりと、

こんなのアリかというぐらい、人間的です。


でも、こんな欠陥だらけの人間が出てくる聖書でも、

彼らは、いまやるべきことをみんな一生懸命、やっているのです。

もちろん嫌になれば逃げることもある。

のちの英雄王ダビデなんか、

当時の王サウルの手から、何度も逃げてます。

だけど、最終的には、

神さまの采配により、なるようになってしまいます。


そうやって王になったダビデでも、

部下の妻に横恋慕して、部下を最前線に送って殺し、

奥さんをモノにしたりします。

100%妻に認められたいダビデだったかもしれませんが

妻からは、嫌われたかも知れません。


誰にでも好かれる人なんて、

この世には存在しません。

誰にでも好かれようとすれば

「八方美人」と言われるでしょう。

認める人に認められたら、

それで充分ではありませんか。


自分のやるべきことを、一生懸命やる。

勉強でも、部活でも、楽しいゲームでもなんでもいいですが、

中途半端はよくありません。

半端な人間というのは、ラクに生きられるかも知れませんが

おとなになったら、

「つまんない」

というのが口癖の人間になることでしょう。


だれも認めてくれなくても、

神さまは見ています。

その御心がかなう時期が来れば、

だれかがあなたを認めてくれる。


わたしだって、この日記も、

ひとり、ふたりぐらいしか読んでくれてませんが

「小さなことに誠実なものには

大きなものが任される」という

聖書の言葉を信じています。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る