第2話
パソコンで、汗をかいている秋元は
警察の秘密を探っている。
マンションの一室で
クーラーまで、効かせている。
だいたいは、暮れている。
まさかのお年玉の袋ー。
婦人のあの顔が、かきむしられるー。
こいつの親父とはなー。
ハッキング作業は、続いた。
もしかしての復讐かもしれないー。
秘密親父は、腰を張ってこう言うー。
ただでは、殺されない昭和の男とふんどしー。
あらかじめの警察署の入り口までくるー。
秋元の存在が、立っている.
その片手に、爆弾のスイッチの存在ー。
当たりもしない気配から生まれるー。
銃弾ー。
秋元は、焦りもしない顔ー。
あのときは、盗難事件。
婦人も秘密親父を認めない時期が、あった。
落ち着けと彼は、語るー。
入口に、秘密親父さんを信じなさいと
いう幼い秋元ー。
あまりの不幸さに気に入らない秋元は、
次第に暮れていくー。
復讐は、しだいに、暮れていくー。
秘密親父は、婦人にとっても追いつけないー。
今は、秘密親父を慕うようになっている。
あのときとちがうのかー秋元。
殺害した警視総監に、首を振れる。
こうしては、大晦日の執念が、ある。
死神が、笑っている。
警視総監の黒澤が、座っている。
秘密親父が、今じゃ娘に慕われるとは、
秘密親父は、鼻を鳴らすー。
秘密親父は、まだまだですと語る。
婦人は、ひたすらな汗を流すー。
片山は、ネットまんのマスクに触れてみる。
すると、センサーが、鳴っている。
ヘッドコーチが、片山の名前ー。
ネットマンは、どこにいる。
悪魔探偵婦人 8U 稲生 達郎 @kamizyo
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