イケボのフランケンさんといばら姫
ゆーずぃ
プロローグ
「南無妙法蓮華経 ....... 」
クスクス 笑いを堪える参列者。
俺の名前は、剛力 羅漢(ごうりき らかん)
35歳 本職はアプリ開発のプログラマー
独身 年齢=彼女いない歴
名前で何となく察することが出来るかもしれないが寺の息子だ。
普段は一人暮らしをしているのだが、たまに住職の親父に代わって寺の経営の為、お経を読むことがある。
必ずと言ってこのような状態になる。
原因はこの声(某夢の国のナレーションのような声)と容姿(不細工でフランケンシュタインのような見た目)だ!
俺は幼少期からこの顔のせいで、みんなからフランケン君やフランケンさんと呼ばれている。海外で流行った化け物のフランケンシュタインにそっくりだからだ。
元々は明るい性格だったが、声変わりしてからというもの、声が良すぎるせいで(某夢の国のナレーションのような声) 顔とのギャップが大きく広がり、会話をすると相手に残念がられたり今のように笑われたりする。その為、お経を読む以外では人前で声を出すことが出来なくなってしまった。
今は武尊(大親友)と親としか、面と向かって話すことが出来なくなった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます