LIKE END LOVEEEEE

エリー.ファー

LIKE END LOVEEEEE

 おめぇのことなんか大嫌いに決まってんだろ。バカが、死ねよ、ゴミ。いいか、お前何かが生きていい世界なんかどこにもねぇからな。一回、頭使って考えて反省しろ、このボケが。どうにもならねぇってことが、どういう意味なのか理解して生きて行けよ、クソが。死ねっ、死ねっ、死ねっ、死ねっ。いいから、死ねっ、クソゴミが。どんなことをしたところで、てめぇに良いことなんか起きねぇんだよ。死んだ方がまともなんだから、もう少し考えて誰にも迷惑をかけねぇ自殺しろよ、クソゴミ。まず、死体の方が正しい存在じゃねぇかよ。お前は、生きているだけで迷惑をかける以外のことはしねぇだろうが。二度と口を開くんじゃねぇ。分ったら、消えてなくなれゴミクズ野郎。二度と喋るな。二度と歩くな。二度と走るな。二度と学ぶな。二度と開くな。二度と閉じるな。二度と選ぶな。二度と叩くな。二度と落とすな。二度と立つな。二度と起きるな。二度と眠るな。二度と考えるな。二度と悩むな。二度と作るな。二度と積むな。いいから、死ねっ。ボケッ、クソカス野郎がっ、死ねっ、死ねっ。




「これは愛なんです。なんで伝わってないのか分からないくらいですよ。不安になってしまいます。こんなに愛おしいと思っているのに、打ち捨てられてしまう思いがあるなんて。おかしいじゃないですか。私だけがこんなに損をしている。どうして、どうして。どうしたら繋がることができるんでしょうか。どうやったら、本物になれるんでしょうか。お願いします。何もかも綺麗にしてください」




「善意を下さい。凍らせて下さい。黄色く塗りつぶした椅子を持ち上げてみて下さい。メダカの形をしているはずです。言っている意味は分かりますね」




 助けて下さい。何かが詰まっているみたいなんです。どうすればいいのか分からないまま、この年齢になってしまったんです。燃えて死にたいんです。どうにかして下さい。思想だけが段ボールのような壊れやすさを補強してくれるんです。煩わしさが襲い掛かってくる月曜日に涙が必要なんです。




「緑色が大好きだ」

「黄色は怪しい」

「青色は欠損そのものだ」

「赤色は真夜中に近い」

「黒色は白色そのものだ」

「白色は黒色と似て非なるものだ」

「桃色は大人しい」

「橙色は虹色よりも上品である」

「肌色の文字数が何よりも重要だ」

「金色はゲームの延長でしかない」

「銀色は数字の中の芸術だ」

「藍色は、なんなのだ。一体、なんだというのだ。悩みの中に落とされてしまう。助けは来ないだろう。あぁ、どうしよう。助けてくれ。どうか、助けてくれ」




 残念だが、助けは来ない。

 実力不足と才能のなさを雰囲気で誤魔化し続けたゴミを救うものはない。

 殺されるだけ。

 死ぬだけ。

 別れの唄も存在しない。

 勘違いするな。

 不幸は呪いであり、生き様である。

 お前にプレゼント。




「黒煙に嘘をつく方法を教えてください」

「嘘をつく意味がありません」

「真実の形を理解するためには愛が必要です」

「一分だけ残して殺します」

「主人公的発想が必要です」

「衝撃が来ます。準備が必要です」

「ストレートが最も危険である」

「暴力を下さい。できるだけ分かりやすい暴力を差し出して下さい」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

LIKE END LOVEEEEE エリー.ファー @eri-far-

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ