香川県民の日常

九条 楓

カレーうどん?

「…彼ピッピってあるじゃないですか?」


ふと思いついたことを、部室のソファでくつろぐ僕…四条奏が言葉にする


「あるね」


これまた横並びになったもう一つのソファでくつろいでいた先輩…宮崎恭子が相槌を打つ。


「ぴっぴって香川の方言っていうか讃岐弁でうどんって意味じゃないですか」

「うんうん」

「そうやな」


もう一人の先輩、大河内 優も会話に混じってくる。


「彼ピッピイコールカレーうどんでは?」


「くっ…しょうもねー…くくく…」

「ふふ…あはははははは!ふひ〜!カレーうどんって!みんな聞いてよ〜!奏が〜ふへへへへへ!」


優先輩は堪えきれずに少し笑いが漏れているが、それに対して恭子先輩は大っぴらにあけすけに笑う。


「うははははは!ちょ、ツボったって!ふははははは!」


いや、そうはならんやろ。

やっぱ黙っとけばこの先輩美人なのになぁ…もったいね。


これはごく普通に生活するごく普通の高校生。そしてごく普通の香川県民がごくごく普通の日常をダラダラ過ごすだけのお話。

ちなみにゲームは一時間。



後書き

小説のカラー設定は香川県シンボルマークと同じ色です!!こだわり!!!

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