第2話




会社でも僕は櫻井さんに積極的に話しかけた



周りのみんなが勘違いしているだけで、櫻井さんは話せば明るいんだぞ!


というのを分かってほしかったから。



僕が話しかけたときに明るく返事をする櫻井さんを見て会社のみんなが驚いてたけど




それをきっかけに社内での印象も変わり、友達も出来てた。




櫻井さんはきっと


自分の気持ちや感情を表現するのがとても苦手なだけ。



少しづつ明るくなっていく櫻井さんを見て僕はどこか安心してた。





そしてその安心が「好意」だと気づいたのはすぐだった。




(今櫻井さん何してるかな~・・・)





なぜか僕は毎日そう考えてた。




会社じゃなくて・・プライベートで会って話してみたい




そう思った僕は勇気を出して櫻井さんを食事に誘った。




正直断られると思っていたけど、櫻井さんの返事はOKだった。




そしてその日から僕達は何度もデートを重ねるようになった。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る